API度計算機(API比重・比重換算)

API度(API比重)と、60/60°Fを基準にした比重(SG)を相互換算し、原油を軽質・中質・重質・超重質に分類する計算機です。

889.3K 利用回数 更新日 · 2026-05-11 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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API度計算機(API比重計算機)は、60/60°Fを基準にした比重(Specific Gravity、SG)とAPI度(API Gravity)を相互換算し、液体を軽質・中質・重質・超重質に分類します。ここでいうAPI度は重力加速度の「重力」ではなく、アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)が石油類の軽重を表すために定めた尺度です。通常の比重(SG)は水との密度比で、値が大きいほど重いのに対し、API度は値が大きいほど軽いという逆向きの指標です。

このツールが受け付けるのは、60/60°Fの比重(SG)またはAPI度です。SGは単位を持たない比であり、kg/m³やg/cm³などの密度を直接入力する機能、密度の単位換算機能はありません。別の温度で測定した密度・比重を使う場合は、温度補正や規格に基づく換算を先に行ってください。

API度計算機の使い方

  1. 換算方向を選ぶ —— SG → API度、またはAPI度 → SG。
  2. 既知の値を入力する —— 60/60°Fの比重(例:0.85)またはAPI度(例:35)。
  3. 換算結果を確認する —— 照合できるよう、SGとAPI度の両方を表示します。
  4. 区分を確認する —— 軽質・中質・重質・超重質原油の目安を表示します。

API度計算機の公式と原理

API度 = (141.5 / SG) − 131.5
SG = 141.5 / (API度 + 131.5)

ここでSGは、同じ60°F(15.56°C)における試料の密度を水の密度で割った比です。API度の区分はこのツールで採用している一般的な石油業界の目安であり、規格、契約、原油評価の資料によって境界が異なる場合があります。取引や設計の正式な判定には、測定方法、温度・圧力補正、硫黄分や粘度などの追加データも確認してください。

API度計算機の用途

  • 原油の取引・品質比較 —— API度による軽重の目安を確認する。
  • 製油所エンジニアリング —— 原料油の性状をプロセス設計や処理条件の検討に役立てる。
  • パイプライン運転 —— 密度に関係するポンプ能力や流動特性の検討材料にする。
  • 試験室分析 —— 比重計や密度測定から得た、適切な温度基準のSGをAPI度へ換算する。

API度計算機(API比重・比重換算)についてのよくある質問

なぜ比重(SG)は60°Fを基準にするのですか?

API度では、試料と水をそれぞれ60°F(15.56°C)にしたときの比重(60/60°F)を使います。温度によって密度は変わるため、共通の温度基準にそろえることで、異なる測定時期や試験室の値を比較しやすくなります。15/4°Cの比重や15°Cの密度を持っている場合は、その値をそのまま入力せず、適切な温度換算で60/60°Fの比重にそろえてください。

この計算機は非石油系の液体にも使えますか?

SGとAPI度の数式自体は、60/60°Fの比重が分かる液体に適用できます。ただし、画面に入力できるのは無次元の比重(SG)またはAPI度で、kg/m³やg/cm³などの密度を直接入力して単位換算する機能はありません。また、軽質・中質・重質・超重質という区分名は石油業界の慣用表現です。

API度が高いほど品質や価格も高いのですか?

API度が高いほど比重と密度が小さく、液体は軽質になります。軽質原油が有利になる場合はありますが、原油の品質、価格、精製しやすさは硫黄分、粘度、留分、精製設備の構成などにも左右されるため、API度だけでは判断できません。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。計算はブラウザー内で実行され、入力値や結果がサーバーに送信されることはありません。