バッグのカーボンフットプリント計算機の使い方
このバッグのカーボンフットプリント計算機は、バッグの種類ごとの平均的な排出係数を使って、カーボンフットプリントをすばやく比較するための簡易ツールです。プラスチック袋、紙袋、綿袋、キャンバスバッグ、堆肥化可能な袋を選び、袋の数、1袋あたりの使用回数、リサイクル率、廃棄方法を入力します。結果は kg CO₂e と kg CO₂e/回で表示されます。
- バッグの種類を選ぶ - プラスチック袋、紙袋、綿袋、キャンバスバッグ、堆肥化可能な袋から選択します。
- 使用状況を入力する - 袋の数、1袋あたりの使用回数、リサイクル率を入力します。使用回数は、同じ袋を実際に何回使うかの目安です。
- 廃棄方法を選ぶ - 埋め立て、リサイクル、堆肥化から、想定する処理方法を選びます。
- 結果を比較する - 総排出量、1回あたりの排出量、プラスチック袋基準との差、損益分岐に必要な使用回数を確認します。
この計算機は、現在の使い方と現実的な代替案を同じ条件で比較するときに便利です。たとえば、エコバッグを何回使えば使い捨てプラスチック袋の基準を下回るかを確認できます。ここで示す数値はあくまで推定であり、素材の実測重量やメーカーの製品データを直接入力する方式ではありません。
バッグのカーボンフットプリントの計算式と範囲
このバッグのカーボンフットプリント計算機は、次の簡易モデルを使います。
総排出量 ≈ 袋の数 × 素材別排出係数 × (1 − リサイクル率 × 0.25) × 廃棄方法係数
1回あたりの排出量 ≈ 総排出量 ÷ (袋の数 × 1袋あたりの使用回数)
素材別の係数は、プラスチック袋 0.01、紙袋 0.04、綿袋 2.0、キャンバスバッグ 1.5、堆肥化可能な袋 0.025 kg CO₂e/袋です。廃棄方法係数は、埋め立て 1.00、リサイクル 0.85、堆肥化 0.90です。リサイクル率は0〜100%として扱い、排出量への補正は最大25%です。比較用のプラスチック袋基準は、総使用回数 × 0.01 kg CO₂eで求めます。
素材の重量、製造時のエネルギー、原材料の調達、輸送距離・輸送手段、使用時の洗浄、地域の廃棄施設などは、このページで個別に入力・積算しません。したがって、環境省などが示すライフサイクル全体を対象とする正式な製品CFPや、包装のCO2排出量を製品仕様ごとに算定する結果とは異なります。日本の地域別の分別・処理方法や、メーカーから提供された重量・原単位・輸送データがある場合は、それらを使った詳細なLCA/CFP算定を優先してください。
バッグのカーボンフットプリント計算機の用途
このバッグのカーボンフットプリント計算機は、日常の買い物や包装をめぐる選択を考えるための初期スクリーニングに向いています。結果を絶対的な環境性能の順位とみなすのではなく、使用回数や素材の違いが結果にどう影響するかを見るために利用してください。
- エコバッグの再利用回数の検討 - 1回あたりの排出量がどう変わるかを確認できます。
- レジ袋と素材の比較 - 紙、綿、キャンバス、堆肥化可能な袋を同じ条件で比べられます。
- 包装のCO2排出量の学習 - 排出係数、活動量、リサイクル率の関係を理解する教材になります。
- 初期の環境配慮計画 - 詳細な製品データを集める前に、影響の大きい前提を見つけられます。
この結果は、平均係数と簡略化した境界に基づく推定です。商品選定、環境ラベル、第三者への開示、監査用の数値として利用する前に、対象製品のライフサイクル境界、機能単位、素材重量、再利用条件、リサイクル・廃棄、輸送を含めた算定条件を確認してください。