梁たわみ計算機

スパン、弾性係数、断面二次モーメント、荷重から、一般的な支持条件における梁の最大たわみを計算し、L/nのたわみ制限と比較します。

888.4K 利用回数 更新日 · 2026-05-08 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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梁たわみ計算機の使い方

この梁たわみ計算機は、梁の長さ(スパン)、荷重、材料の弾性係数、断面二次モーメントから、梁の曲げによる最大たわみを概算します。まず荷重ケースを選び、梁の長さと単位を入力します。次に、集中荷重または等分布荷重、弾性係数 (E)、断面二次モーメント (I)、たわみ制限の比率 (L/n) を入力してください。

支持条件と荷重の組み合わせは、単純支持梁の中央集中荷重、単純支持梁の等分布荷重、片持ち梁の自由端集中荷重、片持ち梁の等分布荷重の4種類です。集中荷重を選んだ場合だけ集中荷重、等分布荷重を選んだ場合だけ単位長さあたりの荷重が表示されます。

  1. 荷重ケースを選ぶ - 単純支持か片持ちか、集中荷重か等分布荷重かを選択します。
  2. 入力値と単位をそろえる - 梁長さ、荷重、弾性係数、断面二次モーメントを入力します。長さは一般的なメートル系・ヤード/フィート系、(I) は m⁴・cm⁴・mm⁴・in⁴から選べます。
  3. 最大たわみと制限を確認する - 結果の最大たわみ、許容たわみ (L/n)、制限に対する利用率、計算ステップを確認します。単位の取り違えや、現実から大きく外れた入力がないかも見直してください。

梁のたわみ計算式と理論

この梁のたわみ計算機は、オイラー・ベルヌーイ梁の小変形を前提に、次の代表的な式を使います。

単純支持梁・中央集中荷重: δ = PL^3/(48EI)
単純支持梁・等分布荷重: δ = 5wL^4/(384EI)
片持ち梁・自由端集中荷重: δ = PL^3/(3EI)
片持ち梁・等分布荷重: δ = wL^4/(8EI)

(P) は集中荷重、(w) は単位長さあたりの等分布荷重、(L) は梁長さまたは支点間距離、(E) はヤング率(縦弾性係数)、(I) は断面二次モーメント、(delta) は最大たわみです。断面二次モーメントは断面形状と曲げ軸で決まり、例えば長方形断面では幅 (b)、せい (h) に対して (I=bh^3/12) です。断面寸法から (I) を求める場合は、荷重方向に対する強軸・弱軸を間違えないでください。

本ツールは入力をSI系の内部単位へ変換してから式を適用し、結果をmmとinで表示します。許容たわみは (L/n) として計算し、計算たわみがその値を超える場合は警告を表示します。これは荷重・スパン・曲げ剛性 (EI) の関係を比較するための簡略モデルであり、規準の適否を自動判定するものではありません。

梁たわみ計算機の用途

梁たわみ 計算を初期検討で行うとき、このツールは入力と式を確認しながらケースを比較するのに役立ちます。例えば次のような用途があります。

  • 構造検討の予備計算 - スパン、荷重、材料、断面の組み合わせを比較し、詳細設計前の目安を得る。
  • 床梁や架台のたわみ確認 - 支持条件を理想化した場合の最大たわみを確認する。
  • 断面二次モーメントの比較 - 断面寸法や曲げ軸を変えたときの曲げ剛性とたわみの傾向を見る。
  • 材料力学の学習 - 支持条件・荷重条件によって梁の曲げたわみの式が変わることを確認する。

実際の梁では、自重、荷重の位置や分布、せん断変形、たわみ角、材料の非線形性、塑性化、座屈、接合部の変形、支点の沈下、長期荷重、クリープ、温度、振動などが結果に影響します。大きなたわみを伴う場合、短く太い梁、複合材料、鉄筋コンクリート、開口や継手のある部材などでは、この簡略モデルだけで安全性を判断しないでください。施工、購入、改修、設備支持の判断には、適用される日本の法令・基準、メーカー資料、現場条件を反映した専門家の確認が必要です。

梁たわみ計算機についてのよくある質問

梁たわみ計算機の精度はどの程度ですか?

この梁たわみ計算機は、計算過程を確認できる予備検討用の概算ツールです。入力した寸法・単位・材料特性と、支持条件や荷重を理想化した仮定に結果が左右されます。

梁のたわみ計算機はいつ使えばよいですか?

梁の曲げによる変形を素早く見積もりたいとき、材料や断面の比較をしたいとき、正式な構造設計や見積もりの前段階で使えます。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。計算はすべてブラウザー上で行われ、入力データはサーバーに送信されません。

この計算結果だけで構造設計できますか?

いいえ。これは概算の補助ツールです。法令適合、安全率、長期・短期荷重、材料の実性能、接合部、現場条件、地域の基準は、資格を持つ専門家が確認してください。