ボルト締付けトルク計算機

ボルトの呼び径、目標軸力(予荷重)、トルク係数 K から、必要な締付けトルクを N・m、ft·lbf、in·lbf で概算します。

957.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-08 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
AD

ボルト締付けトルク計算機の使い方

このボルト締付けトルク計算機は、ボルトの呼び径、目標軸力(予荷重)、トルク係数 K から、必要な締付けトルクを概算します。ボルトサイズを mm または in で入力し、目標軸力を N、kN、lbf から選択します。ねじ部・座面が乾燥しているか、潤滑されているかを選ぶと、対応する K 値を使って N・m、ft·lbf、in·lbf の結果を表示します。

先に対象ボルトの呼び径、強度区分、必要な軸力を、メーカー資料や設計条件から確認してください。本ツールの K は、ねじ部と座面の摩擦係数、表面状態、潤滑状態などの影響をまとめたトルク係数です。同じボルトサイズと軸力でも、油・グリース・コーティングの有無で必要なトルクは変わります。トルクレンチを使う前に、単位、K 値、締結条件が実作業と合っているかを見直してください。

  1. ボルトサイズを入力する - ボルトの呼び径を入力し、mm または in を選択します。呼び径と実測径、ねじの有効径を混同しないようにしてください。
  2. 目標軸力と摩擦条件を設定する - 必要な軸力(予荷重)を入力し、乾燥・潤滑・K 指定から実際のねじ部と座面の状態に近い条件を選びます。
  3. 締付けトルクを確認する - N・m を主な目安として確認し、必要に応じて ft·lbf・in·lbf も参照します。最終的なトルクレンチの設定は、必ずメーカー指定値と照合してください。

ボルト締付けトルクの計算式と理論

このボルト締付けトルク計算機は、次の簡易式を使用します。

ボルト締付けトルク T = K × F × D

ここで、(T) は締付けトルク、(K) はトルク係数、(F) は目標軸力(予荷重)、(D) はボルトの呼び径です。計算時は、入力したボルトサイズを内部で m に換算し、軸力を N にそろえてから N・m を求めます。トルク係数 K は、ねじ面と座面の摩擦係数、ねじ形状、表面処理、潤滑条件を実用上まとめて扱う値です。

乾燥状態の既定値は K=0.20、潤滑状態の既定値は K=0.15 です。これは比較用の代表値であり、すべてのボルトや潤滑剤に適用できる値ではありません。ボルトの強度区分、ねじピッチ、座面、ワッシャー、かじり、防錆処理、締付け速度、工具の精度も実際の軸力に影響します。したがって、結果は参考値として扱い、車両整備・機械組立・重要保安部品ではメーカーの締付けトルク規定を優先してください。

ボルト締付けトルク計算機の用途

ボルト締付けトルク計算を行う際、このツールは入力条件を変えたときの傾向を素早く確認するのに役立ちます。主な用途は次のとおりです。

  • 機械の組立・保全 - ボルトサイズと目標軸力から、締付けトルクの初期目安を確認する。
  • 自動車・二輪の整備準備 - トルクレンチを使う前に、乾燥・潤滑などの条件差を把握する。実作業では必ず車種・部品ごとの整備書を優先する。
  • ボルトと強度区分の比較 - 呼び径や必要軸力を変え、締結条件ごとのトルクの傾向を比較する。
  • 摩擦条件の検討 - 潤滑によってトルク係数が変わり、同じ軸力に必要なトルクが変化することを確認する。

締付けトルクだけでは、実際に得られる軸力や締結の安全性を保証できません。摩擦係数のばらつき、潤滑剤、表面状態、締結順序、工具の校正状態によって結果は変動します。重要な締結には、メーカーの仕様書・整備書、適用規格、必要に応じて資格を持つ技術者の確認を用い、本計算結果だけで最終判断をしないでください。

ボルト締付けトルク計算機についてのよくある質問

ボルト締付けトルク計算機の結果はどの程度正確ですか?

本ツールは T = K × F × D による予備検討用の概算です。実際の締付けトルクは、ボルトサイズ・強度区分、ねじ部と座面の摩擦係数、潤滑剤、表面処理、相手材、締結方法によって大きく変わります。

ボルト締付けトルク計算機はいつ使えばよいですか?

組立・整備作業の事前確認、目標軸力からの締付けトルクの概算、乾燥状態と潤滑状態の比較に使えます。最終値の決定には、メーカーの整備書、トルク表、締結仕様を確認してください。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。計算はすべてブラウザー上で行われ、入力データはサーバーに送信されません。

この計算機だけで締付け仕様を決められますか?

いいえ。これは参考値を得るための補助ツールです。安全に関わる締結、車両、機械、構造物では、メーカー指定の締付けトルク、適用規格、現場条件を必ず優先してください。