座屈荷重計算ツール

縦弾性係数(ヤング率)、断面二次モーメント、長さ、端末条件から、柱の限界座屈荷重や細長比をオンラインで簡単に算出できる座屈荷重計算ツールです。

822.3K 利用回数 更新日 · 2026-05-07 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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座屈荷重計算ツールの使い方

本座屈荷重計算ツールは、機械設計、建築構造計算、土木工学、または各種物理・工学課題における柱の弾性座屈評価をブラウザ上で手軽に行うためのWebツールです。

  1. 基本物性・形状パラメータの入力: 柱の長さ($L$)、材料の縦弾性係数・ヤング率($E$)、断面二次モーメント($I$)、および断面積($A$)を入力します。
  2. 端末条件(支持条件)の選択: 両端ピン、両端固定、一端固定・他端自由(カンチレバー)、一端固定・他端ピンから該当する条件を選択し、座屈長さ係数($K$)を設定します。
  3. 計算結果の確認: オイラー座屈限界荷重($P_{cr}$)、有効座屈長($KL$)、断面二次半径($r$)、および細長比($\lambda$)が即座に表示されます。入力値の単位換算ステップも併せて確認できます。

座屈荷重の計算公式と理論

長柱の弾性座屈荷重(オイラー座屈荷重)の基本公式は以下の通りです:

$$P_{cr} = \frac{\pi^2 E I}{(K L)^2}$$

また、柱の細長比($\lambda$)および断面二次半径($r$)は以下の式で定義されます:

$$r = \sqrt{\frac{I}{A}}$$

$$\lambda = \frac{K L}{r}$$

  • $P_{cr}$: 限界座屈荷重(Critical Buckling Load)
  • $E$: 縦弾性係数・ヤング率(Young’s Modulus)
  • $I$: 断面二次モーメント(Area Moment of Inertia)
  • $L$: 柱の実際の長さ(Column Length)
  • $K$: 端末条件に応じた座屈長さ係数(Effective Length Factor)
  • $r$: 断面二次半径(Radius of Gyration)
  • $\lambda$: 細長比(Slenderness Ratio)

本計算ツールは、細長い圧縮部材(長柱)における弾性領域内の座屈挙動を前提としています。短柱や中立柱における塑性座屈(屈曲座屈・材料破壊)や初期たわみの影響を事前確認するための一次評価ツールとしてご活用ください。

座屈荷重計算ツールの活用事例

  • 機械・器具の架台・フレーム設計: 圧縮荷重を受ける長柱部材の座屈限界および安全率の確認。
  • 建築・土木構造物の仮設材・柱の評価: 各種支持条件(ピン支持、固定支持など)での座屈荷重の変化のシミュレーション。
  • 材料力学・構造力学の学習: 細長比($\lambda$)や断面二次モーメント($I$)の違いが限界座屈荷重に与える影響の学習・検証。

※本ツールによる計算結果は初期検討および教育目的の参考値です。実際の安全設計や建築確認申請、精密な評価においては、関連する規格基準(JIS、建築学会基準等)および専門技術者による精査を行ってください。

座屈荷重計算ツールについてのよくある質問

座屈荷重計算ツールでは何が計算できますか?

縦弾性係数(ヤング率)、断面二次モーメント、柱の長さ、断面積、端末条件(支持条件)をもとに、オイラーの限界座屈荷重、有効座屈長、断面二次半径、細長比(λ)を算定します。

異なる単位を混ぜて計算に入力できますか?

はい、可能です。ミリメートル、メートル、GPa、N/mm²などの主要な単位の自動換算に対応しており、公式の適用前に自動で統一単位へと変換されます。

入力したデータは外部サーバーに保存されますか?

いいえ。すべての座屈計算処理はお使いのWebブラウザ上で完結して実行されるため、入力した構造データや数値が外部に送信・保存されることは一切ありません。