エネルギー消費原単位(EUI)計算ツール

建築物のエネルギー消費原単位(EUI:Energy Use Intensity)をkWh/m²やkBtu/ft²で簡単計算。年間エネルギー使用量と延床面積から省エネ基準や他物件とのベンチマーク比較が行えます。

986.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-13 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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エネルギー消費原単位(EUI)計算ツールの使い方

エネルギー消費原単位(EUI)計算ツールは、建物の年間エネルギー消費量と延床面積から、床面積あたりのエネルギー消費強度(EUI:Energy Use Intensity)を算出するシミュレーションツールです。建築物の維持管理、エネルギー診断、サステナビリティ報告(ESG投資・GHGプロトコル等)、改修計画の初期スクリーニングにおいて幅広く活用されています。

  1. 年間エネルギー使用量を入力 — 電気・ガス・その他燃料などの合計消費量を入力します。
  2. 延床面積を入力 — 対象建物の空調対象面積(延床面積)を入力します。
  3. 出力単位を選択 — kBtu/ft² または kWh/m² を選択します。
  4. EUI数値を参照 — 計算結果を省エネ基準や同規模の類似物件と比較します。
  5. 要因分析を実施 — EUIが高い場合は用途別のサブメータリングで消費原因を特定します。

計算公式と理論 — エネルギー消費原単位(EUI)

エネルギー消費原単位(EUI)計算ツールでは、指定されたエネルギー単位をkBtuまたはkWhに換算し、床面積単位(平方フィートまたは平方メートル)で除算して算出します。一般的にEUIの数値が低いほど省エネ性能に優れていますが、用途・稼働時間・気象条件・利用密度を考慮することが重要です。

EUI = 年間エネルギー消費量 / 延床面積
kBtu_per_ft2 = 年間消費量(kBtu) / 面積(ft²)
kWh_per_m2 = 年間消費量(kWh) / 面積(m²)
入力エネルギー単位kBtu 換算kWh 換算
1 kWh3.412 kBtu1 kWh
1 therm100 kBtu29.3001 kWh
1 MMBtu1000 kBtu293.071 kWh

前提条件と留意事項

本計算ツールで算出される値は、入力値が一次エネルギーに換算されていない限り、建物消費段階の「二次エネルギー(Site EUI)」となります。気象補正、空室率、データセンターの有無、業務用厨房の導入、長時間の営業などは比較に影響を与えるため、精査にはサブメータリングや光熱費詳細の内訳分析をご活用ください。

エネルギー消費原単位(EUI)計算ツールの活用事例

エネルギー消費原単位(EUI)計算ツールは以下の用途に役立ちます:

  • ベンチマーク比較 — 同規模・同用途の建物と省エネ性能を比較検証。
  • 省エネ診断のスクリーニング — 優先的に改修・調査すべき対象物件の洗い出し。
  • サステナビリティ・ESG報告 — ポートフォリオ全体のエネルギー原単位を統一指標で可視化。
  • 改修・省エネ計画 — 詳細なシミュレーション前に削減目標数値を試算。

経年でのトレンド評価を行う際は、毎年同じ床面積定義およびエネルギー集計範囲を維持することが重要です。

エネルギー消費原単位(EUI)計算ツールについてのよくある質問

オフィスビルの適切なEUI(エネルギー消費原単位)の目安は?

50 kBtu/ft²(約160 kWh/m²)未満は先進的な省エネ水準、80 kBtu/ft²(約250 kWh/m²)超はエネルギー消費が多く改修・見直しの対象となります。

気象補正(天候補正)は適用すべきですか?

年度ごとの経年変化や異なる地域の物件を比較する場合は、気象補正を行った二次エネルギー(Site EUI)の評価が推奨されます。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ内で行われ、サーバーへデータが送信・保存されることはありません。

コンセント負荷(コンセント設備)も含まれますか?

二次エネルギー(Site EUI)には建物内で消費されるすべてのエネルギーが含まれます。一次エネルギー(Source EUI)では受電・供給段階の一次換算係数が考慮されます。