フランジ寸法計算ツールの使い方
フランジ寸法を確認したいときは、まず規格、呼び径(DN)、圧力クラスを選択します。ANSI B16.5 または DIN 規格表を選び、DN と Class/PN を指定すると、フランジ外径、ボルト穴数、ボルト穴径、ボルト穴中心円直径(PCD)をすぐに確認できます。
数値を使う前に、採用している規格体系を必ず確認してください。たとえば ANSI Class 150 と Class 300 では寸法が異なり、DIN PN10 と PN16 でもサイズによって差があります。呼び径(DN)が同じでも、フランジ外径や PCD、ボルト穴パターンが一致するとは限りません。
日本国内の配管では JIS フランジ寸法を参照する場面も多いため、本ツールの ANSI/DIN の結果を JIS 規格値の代わりに扱わないよう注意してください。JIS B 2220 など、案件で指定された最新版の規格表で最終確認を行いましょう。
フランジ寸法の仕組み
フランジ寸法は、単一の数式から一律に算出されるものではありません。規格、呼び径、圧力クラスの組み合わせごとに規格表で定義されています。このフランジ寸法計算ツールは、次の条件をキーにして対応する寸法を表引きします。
フランジ寸法 = 次の条件による規格表の参照
規格 + 呼び径(DN)+ 圧力クラス
表示される寸法:
外径
ボルト穴数
ボルト穴径
ボルト穴中心円直径(PCD)
掲載値は代表的な寸法を確認するためのコンパクトな参考情報です。正式な購買、製作、穴あけ、据付では、適用規格だけでなく、材質、フランジ形状、シール面(RF・FF など)、許容差も確認してください。
フランジ寸法計算ツールの活用例
施工現場での寸法照合、配管レイアウトの下書き、BOM の概算、CAD 作図前の確認、授業や社内教育、仕入先カタログとの照合に役立ちます。たとえば「DN50・Class 150 のフランジ外径とボルト穴数」「指定した圧力クラスの PCD」を短時間で確認できます。