穀物サイロ容量計算機の使い方
穀物サイロ容量計算機は、円筒形の穀物サイロの貯蔵容量を、体積(立方メートル、立方フィート、ブッシェル)と重量(kg、メートルトン、ショートトン)で推定します。
- 寸法単位を選ぶ — ヤード・ポンド法ならフィート、メートル法ならメートルを選びます。
- サイロ直径を入力する — サイロ内部の直径を入力します。
- 円筒部の壁高を入力する — 床から軒までの直線部分の高さを入力します。
- 円すい部を追加する(任意) — 山形屋根またはホッパー底がある場合は選択し、その高さを入力します。
- 穀物の種類を選ぶ — トウモロコシ、小麦、大豆、大麦、オーツ麦、ソルガム、米から選びます。任意のかさ密度も入力できます。
- 結果を確認する — 3種類の体積単位と4種類の重量単位で推定結果を表示します。
複数のサイロがある農場では、各サイロを別々に計算し、合計して全体の貯蔵量を確認してください。
穀物サイロ容量計算機の計算式と考え方
穀物サイロ容量計算機は、円筒と円すいの2つの幾何公式を組み合わせます。
円筒の体積 V = π × r² × h
円すい部の体積 V = (1/3) × π × r² × h_cone
総体積 V_total = V_cylinder + V_cone
穀物重量 W = V_total × かさ密度
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| r | 半径 = 直径 ÷ 2 |
| h | 円筒部の壁高 |
| h_cone | 円すい部の高さ |
| かさ密度 | 穀物のかさ密度(kg/m³) |
この計算機では、トウモロコシ 721、小麦 769、大豆 721、大麦 625、オーツ麦 432、ソルガム 721、米 577 kg/m³ を標準密度として用います。
前提と制約
- サイロは完全な円筒形で、任意の円すい部を持つと仮定します。
- かさ密度は標準水分時の近似平均値です。
- 通気ダクト、センサー、内部設備のために、5〜10%の余裕を見込んでください。
穀物サイロ容量計算機の活用例
穀物サイロ容量計算機は、生産者、穀物エレベーターの運営者、農業技術者、貯蔵計画担当者に役立ちます。
- 農場の貯蔵計画 — 収穫・搬出前に、既存サイロで予想収量を保管できるか確認します。
- 新設サイロの選定 — 購入前に、直径や高さが異なるサイロの容量を比較します。
- 穀物取引 — ブッシェルの見積もりを国際契約用のメートルトンにすばやく換算します。
- 飼料管理 — 現場の飼料穀物の量を推定し、購入・配送計画に役立てます。
- 仕様の確認 — 注文前に、メーカーの容量表とサイロ仕様を照合します。
実測が難しい場合には、保険査定や会計上の在庫量の見積もりにも利用できます。