調和数計算機

第 n 調和数 Hₙ = 1 + 1/2 + 1/3 + … + 1/n を計算します。n≤1000 は逐次加算、より大きい n はオイラー・マスケローニ定数を使う漸近近似に対応します。

980.2K 利用回数 更新日 · 2026-07-29 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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調和数計算機の使い方

調和数計算機では、正の整数 n から第 n 調和数 Hₙ をすぐに求められます。入力欄に n を入力すると、小数の計算結果、和の最初の数項、自然対数を使った漸近近似が表示されます。

  1. n を入力する — 1~100,000 の正の整数を入力します。
  2. 和の展開を確認する — 1 + 1/2 + 1/3 + … の表示で、調和級数の部分和がどのように作られるかを確認します。
  3. 近似値を比較する — 大きな n では、ln(n) とオイラー・マスケローニ定数 γ による漸近公式も確認できます。

n は正の整数である必要があります。小数や負の値は入力できません。

調和数と調和級数の公式

調和数計算機は、調和級数の部分和である調和数を次の式で計算します。

Hₙ = Σ(k=1 から n) 1/k = 1 + 1/2 + 1/3 + … + 1/n

漸近公式:
Hₙ ≈ ln(n) + γ + 1/(2n) − 1/(12n²)

γ ≈ 0.5772156649015329(オイラー・マスケローニ定数)
記号意味
Hₙ第 n 調和数
n和に含める項数
ln(n)n の自然対数
γオイラー・マスケローニ定数(約 0.5772)

調和級数は n → ∞ で発散しますが、その増加は対数的で非常に緩やかです。たとえば H₁₀ ≈ 2.928、H₁₀₀ ≈ 5.187、H₁₀₀₀ ≈ 7.485 です。日本語で「調和級数」と検索する人が扱うのは無限級数そのものですが、このツールは有限の部分和、すなわち第 n 調和数を求めます。

適用範囲と制限

n ≤ 1000 では 1/k を項ごとに加算します。n > 1000 では漸近展開を使うため、表示値は近似です。入力できるのは正の整数だけです。

調和数計算機の用途

調和数計算機は、数学、計算機科学、確率論での調和級数の確認に便利です。

  • 級数の学習 — 調和級数の部分和が緩やかに増える様子を確認できます。
  • アルゴリズム解析 — クイックソートなどの平均計算量で現れる n・Hₙ を調べられます。
  • 確率問題 — クーポンコレクター問題で使われる期待値 n・Hₙ を計算する際に役立ちます。
  • 組合せ論 — ランダム置換の巡回数など、調和数を含む式の確認に使えます。
  • 微積分・数列 — p 級数や部分和の挙動を学ぶ補助として使えます。

手計算の手間を減らし、n に対する Hₙ の変化を確認できるため、授業課題や数式の検算に役立ちます。

調和数計算機についてのよくある質問

調和数とは何ですか?

第 n 調和数 Hₙ は、最初の n 個の正整数の逆数の和です。Hₙ = 1 + 1/2 + 1/3 + … + 1/n と表します。

大きな n でも正確に計算できますか?

n ≤ 1000 では各項を加算して計算します。n > 1000 では Hₙ ≈ ln(n) + γ + 1/(2n) − 1/(12n²) の漸近公式を使い、近似値であることを表示します。

オイラー・マスケローニ定数とは何ですか?

γ ≈ 0.5772156649 で表される定数です。調和級数の部分和と自然対数との差の極限、γ = lim(n→∞)(Hₙ − ln n) として定義されます。

入力した値は保存されますか?

いいえ。計算はブラウザー内で行われ、入力値や結果がサーバーへ送信されることはありません。