熱損失計算機

熱損失計算機で、熱貫流率(U値)、面積、室内外の温度差から貫流熱損失を計算します。断熱材や窓の比較に使える概算ツールです。

995.2K 利用回数 更新日 · 2026-07-29 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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熱損失計算機の使い方

熱損失計算機は、壁、窓、屋根、床などを通って逃げる熱の概算を確認するツールです。対象部位の面積 A、熱貫流率 U値、室内温度と屋外温度を入力してください。結果には温度差と熱損失が表示されます。

計算対象は、部位ごとに分けると確認しやすくなります。たとえば窓と外壁ではU値が異なるため、別々に計算して合計してください。入力する寸法・単位と、使用する建材・サッシの製品資料のU値を一致させることが重要です。

熱損失とU値の計算式

熱損失の基本式は次のとおりです。

Q = U × A × ΔT
記号意味
Q貫流熱損失(W)
U熱貫流率(U値、W/(m²・K))
A熱が通過する面積(m²)
ΔT室内外の温度差(K または ℃)

U値が小さいほど、同じ面積・温度差における熱損失は小さくなります。日本の住宅性能では、部位のU値と面積を使って外皮の熱損失を評価する考え方が用いられます。ただし、厳密な外皮性能計算では、温度差係数、熱橋、基礎・土間、開口部の条件なども必要です。

熱損失計算機の用途と注意点

  • 暖房負荷の初期検討 — 部位ごとの熱損失を比べる参考にします。
  • 断熱材・窓の比較 — U値を変えて、断熱仕様による影響を確認します。
  • 窓からの熱損失 — サッシやガラスの仕様を比較する目安にします。
  • 物理・建築の学習 — 面積、U値、温度差が熱損失に与える影響を理解します。

この結果は定常状態の伝導熱損失に限る概算です。換気・漏気、日射、熱橋、湿度、施工品質、設備効率、実際の気象条件は含まれません。機器選定、法令適合、施工、費用に関する最終判断には、設計者や専門家による確認を利用してください。

熱損失計算機についてのよくある質問

熱損失計算機では何を計算できますか?

熱貫流率(U値)、熱が通過する面積、室内外の温度差から、定常状態を仮定した貫流熱損失を Q = U × A × ΔT で計算します。

U値とは何ですか?

U値(熱貫流率)は、温度差があるときに部材を通して熱がどれだけ伝わりやすいかを表す値です。一般に値が小さいほど、熱を通しにくく断熱性能が高いことを示します。

設計や設備容量の決定にそのまま使えますか?

いいえ。これは初期検討用の概算です。換気、すき間風、日射、熱橋、湿気、施工状態、地域条件を含まないため、最終設計は現地調査・製品資料・法令・有資格者の確認に基づいてください。