熱伝達計算機

熱伝達計算機で、伝導・対流・放射による熱移動を、面積、温度、材料特性、選択したモデルから概算します。

964.0K 利用回数 更新日 · 2026-07-29 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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熱伝達計算機の使い方

熱伝達計算機では、伝導・対流・放射から対象の熱移動モデルを選び、面積、温度、時間、材料特性を入力します。表示される計算式、換算値、熱伝達率を確認しながら、条件を一つずつ変えて比較してください。

温度の単位には特に注意が必要です。放射の計算では絶対温度のケルビンを使用します。実際の装置では、流速、接触状態、材料のばらつき、表面状態、周囲条件も結果に影響します。

熱伝達・熱伝導の基本式

このページでは、代表的な熱移動の近似式を使います。

伝導:Q = k × A × ΔT × t / d
対流:Q = h × A × ΔT × t
放射:P = ε × σ × A × (T⁴ − T₀⁴)
記号意味
k熱伝導率
h熱伝達率(対流熱伝達係数)
A伝熱面積
ΔT温度差
d材料の厚さ
ε放射率
σステファン・ボルツマン定数

伝導は材料内部の熱移動、対流は表面と流体の間の熱移動、放射は電磁波による熱移動を表します。実際には複数の現象が同時に起こることが多いため、この結果だけで全体の熱収支を決めることはできません。

熱伝達計算機の用途と限界

  • 物理・工学の学習 — 熱伝導率、熱伝達率、温度差の影響を確認します。
  • HVAC・放熱の初期検討 — 伝熱面積や温度差の概算比較に使います。
  • 材料・機器の比較 — 厚さや材料特性を変えた影響を確認します。
  • 実験の検算 — 実測結果と単純モデルの差を確認します。

この計算機は、一次元・定常状態などの単純化した仮定を含む概算です。熱橋、接触熱抵抗、流速分布、相変化、湿度、日射、非定常挙動、測定誤差は十分に扱えません。安全性、機器仕様、建築・設備設計の最終判断には、規格や専門家の確認を行ってください。

熱伝達計算機についてのよくある質問

熱伝達計算機では何を計算できますか?

伝導、対流、放射のモデルを使い、熱伝達量または熱伝達率を概算します。面積、温度差、材料の熱伝導率、熱伝達率、放射率などを入力します。

熱伝達率と熱伝導率は同じですか?

異なります。熱伝導率は材料内部で熱が伝わりやすい性質を表し、熱伝達率は固体表面と流体の間で対流により熱が移動しやすい度合いを表します。

設計の最終判断に使えますか?

いいえ。これは学習・概算用です。実設計や安全に関わる判断では、実測値、材料データ、規格、詳細な解析、専門家の確認を用いてください。