対数平均温度差(LMTD)計算ツール

熱交換器の向流・並流における対数平均温度差(LMTD)を簡単に計算できる無料ツールです。高温流体と低温流体の出入口温度を入力するだけで、迅速・正確にLMTDを算出します。

906.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-12 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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対数平均温度差(LMTD)計算ツールの使い方

  1. 流れの方式を選択 — 向流(Counter-flow)または並流(Parallel-flow)を選択します。
  2. 温度単位を選択 — K(ケルビン)、°C(セルシウス度)、°F(ファーレンハイト度)から選んでください。
  3. 4つの温度を入力 — 高温流体および低温流体の入口・出口温度を入力します。
  4. LMTDの計算結果を確認 — 両端の温度差(ΔT₁、ΔT₂)とともに対数平均温度差(LMTD)が即座に表示されます。

LMTDの計算式と理論

向流(Counter-flow):
  ΔT₁ = Th,in − Tc,out
  ΔT₂ = Th,out − Tc,in

並流(Parallel-flow):
  ΔT₁ = Th,in − Tc,in
  ΔT₂ = Th,out − Tc,out

LMTD = (ΔT₁ − ΔT₂) / ln(ΔT₁ / ΔT₂)

交換熱量: Q = U · A · LMTD · F  (F = 多パスや直交流における補正係数)
記号意味
Th,in / Th,out高温流体の入口温度/出口温度
Tc,in / Tc,out低温流体の入口温度/出口温度
ΔT₁, ΔT₂熱交換器両端における温度差

前提条件と適用限界

  • 定常状態であり、比熱および総熱伝達係数 U が一定であること。
  • 完全な向流または並流であること(多管式や直交流の場合は補正係数 F を用いて補正します)。
  • ΔT₁ および ΔT₂ はともに正の値である必要があります。

対数平均温度差(LMTD)計算ツールの活用事例

  • 熱交換器のサイズ選定(伝熱面積の計算) — 交換熱量 Q と総熱伝達係数 U が決まっている場合、必要な伝熱面積 A を算出できます。
  • 性能チェック・検証 — 実測温度に基づく交換熱量と理論計算値を比較検証します。
  • 熱力学・エンジニアリング学習 — 流動形式(向流・並流)の違いが伝熱の有効温度差に与える影響を視視的に理解できます。

この対数平均温度差(LMTD)計算ツールは、プラント設計や熱交換器の設計・検証作業における効率的な手計算・シミュレーションをサポートします。

対数平均温度差(LMTD)計算ツールについてのよくある質問

LMTD(対数平均温度差)とは何ですか?

LMTD(Log Mean Temperature Difference:対数平均温度差)は、熱交換器における伝熱の駆動力となる平均温度差です。本計算ツールを使うことで、向流・並流それぞれの流動形式におけるLMTDを素早く求められます。

向流と並流での温度差(ΔT)の計算方法は違いますか?

はい、違います。向流の場合は ΔT₁ = Th,in − Tc,out および ΔT₂ = Th,out − Tc,in となり、並流の場合は ΔT₁ = Th,in − Tc,in および ΔT₂ = Th,out − Tc,out となります。

ΔT₁ と ΔT₂ が等しい場合はどうなりますか?

極限をとると LMTD = ΔT となります。本対数平均温度差計算ツールでは、この場合も自動的に正確な値を返します。

入力したデータは保存・送信されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ上で行われ、サーバーへデータが送信されることはありません。