メッシュ・ミクロン(μm)換算ツール

メッシュ数(Mesh)とミクロン(μm・目開き)を相互換算できるオンライン計算ツール。ASTM E11標準規格に基づく換算表と計算式により、ふるい・金網の目開きサイズを瞬時に確認できます。

814.4K 利用回数 更新日 · 2026-05-10 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
AD

メッシュ・ミクロン(μm)換算ツールの使い方

メッシュ・ミクロン(μm)換算ツールは、ふるいや金網のメッシュ数と目開き(ミクロン/ミリメートル/インチ)を相互変換できるツールです。

  1. メッシュ数を入力 — ASTM規格(US Standard)などのメッシュ数(例:40、100、200など)を入力すると、ASTM E11に基づく公称目開き(μm、mm、inch)を自動計算・参照表示します。
  2. またはミクロン(μm)を入力 — 粉末や粒子のサイズ(μm)を入力すると、ASTM規格表の中で最も近い標準メッシュ数を判定します。
  3. 対照表・前後サイズを確認 — 入力値の前後にあるメッシュサイズも一覧表示されるため、より細かめ・粗かめのふるい選定に役立ちます。
  4. 規格(Tyler・ISO)の比較 — ASTM E11とタイラー(Tyler)メッシュ、ISO 565表記の違いについても確認できます。

計算式と理論 — メッシュと目開き(μm)の換算

メッシュ数と目開き(ミクロン)の関係には、概算計算式ASTM E11規格値の2つのアプローチがあります。

概算公式(線径を無視した目安値):

目開き (μm) ≈ 25,400 / メッシュ数

正確な関係式(線径 d_w μm を考慮):

目開き (μm) = (25,400 / メッシュ数) − 線径 (d_w)

ASTM E11 標準目開き対照表(抜粋)

メッシュ数 (Mesh)ASTM公称目開き (μm)概算値 (25,400/Mesh)標準線径 (μm)
102,0002,540900
208501,270510
40425635290
100150254110
2007512753
400386430

US Standard(ASTM) vs Tyler(タイラー) vs ISO規格

ASTM E11(US Standard)、タイラー規格(Tyler Mesh)、ISO 565/3310規格は非常によく似ていますが、一部表記や基準線径が異なります。品質管理や取引仕様書などの厳密な用途では、指定されている適用規格の規格書をご確認ください。本ツールでは主にASTM E11規格を採用しています。

メッシュ・ミクロン換算ツールの主な用途・活用例

メッシュ・ミクロン換算ツールは、粉体・粒体加工や品質管理を行うさまざまな産業分野で活用されています。

  • 医薬品製造 — 薬局方や製薬規格では、原薬・添加剤の粒径がメッシュとミクロン(μm)の両方で指定されます。処方設計や品質試験での単位換算に役立ちます。
  • 食品加工 — 小麦粉、砂糖、香辛料、デンプンなどの粉末グレードはメッシュ数で区分されます。購買仕様書とラボ用ふるいの目開き換算を円滑に行えます。
  • 鉱業・骨材(土木) — 砕石、砂、砂利の粒度分布測定において、ミリメートルやメッシュ数での管理が行われます。現場と試験室間のデータ共有に利用できます。
  • 粉末冶金・3Dプリンター材料 — 焼結用金属粉末やアディティブ・マニュファクチャリング(3Dプリンティング)用粉末、溶射コーティング材の粒径指定(メッシュ/ミクロン)の相互確認に最適です。
  • 土質試験(粒度試験) — ASTM D6913等の土の粒度試験ではメッシュ番号が用いられます。国際レポートや論文作成時のミクロン換算に使用されます。
  • 3Dプリンター樹脂・ろ過フィルター — 光造形(SLA)樹脂の不純物除去用フィルターやろ過メッシュ(100メッシュ、200メッシュ等)の目開き(μm)の適合確認に役立ちます。

メッシュ・ミクロン(μm)換算ツールについてのよくある質問

メッシュ(Mesh)とは何ですか?

メッシュ(Mesh)とは、ふるいや金網の1インチ(25.4mm)の長さあたりに含まれる網目の数を表す単位です。メッシュ数が大きいほど網目が細かくなり(例:10メッシュは目開き約2,000μm、400メッシュは目開き約38μm)、数値が小さいほど粗い網目になります。

メッシュからミクロン(μm)への簡単な計算式はありますか?

概算式として「目開き(μm) ≒ 25,400 ÷ メッシュ数」が用いられます。ただし、実際の目開きは使用する網の太さ(線径)によって変化します。正確な換算にはASTM E11などの標準規格対照表をご利用ください。

このツールはどの規格をベースにしていますか?

本ツールは米国標準規格(ASTM E11 / US Standard)の試験用ふるい対照表を主な基準としています。ISO 565/3310やタイラー(Tyler)メッシュとの比較も解説しています。

なぜ25,400/メッシュの計算値とASTM規格表の値が異なるのですか?

簡易計算式「25,400/メッシュ」は線径(網の太さ)を考慮していません。実際の目開きは「(25,400 / メッシュ) − 線径(μm)」となります。同じメッシュ数でも線径が細いほど目開きは大きくなり、線径が太いほど目開きは小さくなります。ASTM E11規格では公称目開きと許容線径の範囲が規定されています。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。すべての計算はご使用のブラウザ内で即時に処理され、サーバーにデータが送信・保存されることはありません。