ヌセルト数計算ツール

ヌセルト数(Nu)を簡単に計算できる無料ツールです。熱伝達率(h)、代表長さ(L)、熱伝導率(k)からの定義式計算や、管内乱流のディトゥス・ボエルターの式(Dittus-Boelter)に対応。

964.1K 利用回数 更新日 · 2026-05-12 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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ヌセルト数計算ツールの使い方

  1. 計算モードを選択 — 「定義式(h, L, k)」または「ディトゥス・ボエルターの式(Re, Pr)」から選択します。
  2. 数値を入力 — 各項目をSI単位系(国際単位系)で入力します。
  3. 計算結果を確認 — 結果パネルに算出されたヌセルト数(Nu)が表示されます。

計算公式と理論 - ヌセルト数の求め方

定義式:
  Nu = h · L / k

ディトゥス・ボエルターの式(管内乱流の相関式):
  Nu = 0.023 · Re^0.8 · Pr^n
       流体の加熱時: n = 0.4
       流体の冷却時: n = 0.3
記号意味・説明
h対流熱伝達率 [W/(m²·K)]
L代表長さ(円管内径など) [m]
k流体の熱伝導率 [W/(m·K)]
Reレイノルズ数(Reynolds number)
Prプラントル数(Prandtl number)

適用条件および制限事項

  • ディトゥス・ボエルターの式(Dittus–Boelter correlation)は実験式であり、標準的な誤差範囲は ±25% 程度です。
  • 適用可能な範囲:0.6 < Pr < 160、Re > 10,000、L/D > 10(管長と管径の比)。
  • 壁面付近の粘性変化が著しい高粘性流体の場合は、シーダー・テイトの式(Sieder–Tate)などの補正式が適しています。

ヌセルト数計算ツールの活用事例

  • 熱交換器の設計 — 詳細な流体解析(CFD)の前に熱伝達率 h を迅速に試算・見積もり。
  • 配管内の加熱・冷却計算 — 円管内フローにおける境界熱伝達率の簡易検証。
  • 伝熱工学・流体力学の学習 — レイノルズ数 Re やプラントル数 Pr がヌセルト数 Nu および熱伝達効率に与える影響のシミュレーション。

ヌセルト数計算ツールは、伝熱工学の基礎となる定義式と、実務で頻繁に使用されるディトゥス・ボエルター相関式の両方に対応しています。

ヌセルト数計算ツールについてのよくある質問

ヌセルト数(Nu)とは何ですか?

ヌセルト数は流体の「対流熱伝達」と「純粋な熱伝導」の比率を表す無次元数です。Nu = 1 は静止した流体の熱伝導と同じであり、数値が大きいほど対流による熱伝達が盛んであることを示します。

ディトゥス・ボエルターの式はいつ使用しますか?

滑らかな円管内の十分発達した乱流(レイノルズ数 Re > 10,000、プラントル数 0.6 < Pr < 160)において用いられます。流体を加熱する場合は n = 0.4、冷却する場合は n = 0.3 を適用します。

ヌセルト数から熱伝達率(h)を求めるには?

ヌセルト数 Nu が算出できたら、定義式を変形して h = Nu · k / L の公式から対流熱伝達率 h [W/(m²·K)] を計算できます。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はブラウザ上で行われ、サーバーへデータが送信されることはありません。