並列抵抗計算の使い方
並列抵抗計算では、並列ネットワークの合成抵抗を、手計算なしで求められます。
- 抵抗器の数を選ぶ — スライダーで、並列接続する抵抗器の数(2〜8個)を選びます。
- 各抵抗値を入力する — 各R入力欄に抵抗値を入力します。
- 単位を選ぶ — 各入力欄でΩ、kΩ、MΩを個別に選択できます。
- 結果を確認する — 並列抵抗計算が、合成抵抗と逆数計算の内訳をすぐに表示します。
回路図の設計前確認にも、作業台での素早い計算にも、抵抗 並列 計算を使えます。
並列接続した抵抗の合成抵抗の式
並列抵抗計算は、標準的な並列抵抗の式を使います。
1 / R合計 = 1/R1 + 1/R2 + 1/R3 + … + 1/Rn
抵抗器が2個の場合には、次の近道の式を使えます。
R合計 = (R1 × R2) / (R1 + R2)
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| R合計 | 並列接続全体の合成抵抗 |
| R1…Rn | 各抵抗器の抵抗値 |
並列回路では、すべての抵抗器に同じ電圧がかかります。総電流は枝電流の合計です(I合計 = V/R1 + V/R2 + … + V/Rn)。両辺をVで割ると、合成抵抗を求める逆数の式になります。
重要な性質
並列抵抗計算の結果は、必ず最小の単体抵抗値より小さくなります。すべての値を足し合わせる直列抵抗とは対照的です。
並列抵抗計算の活用例
- 回路設計 — 標準抵抗値の組み合わせで、狙った抵抗値に近づける。
- 電流分配 — シャント抵抗や電流分配回路の抵抗値を検討する。
- 負荷分散 — 複数の並列負荷における総電流と電力損失を予測する。
- 電子工作 — 手持ちの抵抗器を組み合わせ、特定の抵抗値を用意する。
- 電子回路の学習 — 並列接続の電流・電圧・抵抗の関係を確認する。
実回路では、抵抗値のほかに許容差、定格電力、温度係数、配線抵抗も確認してください。計算結果は設計の補助であり、安全性が重要な回路では仕様書と実測で検証が必要です。