恒星時計算ツール

無料の恒星時計算ツール。任意のUTC日時と観測地の経度から、グリニッジ平均恒星時(GMST)および地方恒星時(LST)を即座に計算・シミュレーションします。

879.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-13 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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恒星時計算ツールの使い方

  1. UTC日付およびUTC時刻を入力 — お住まいの地域のローカル時間(日本標準時 JSTなど)から協定世界時(UTC、JST-9時間)に換算して設定します。
  2. 観測地の経度を入力 — 東経は正の数(例: 東京付近は 139.69)、西経は負の数を10進法表記の度数(°)で入力します。
  3. 計算結果を確認 — 本恒星時計算ツールが「時:分:秒(HH:MM:SS)」および10進法時間表記でGMSTと地方恒星時(LST)を自動計算します。

恒星時計算の公式と理論

IAU 1982多項式では、ユリウス日 JD0(UT 0時)と経過世界時間 H(時間)を用いてグリニッジ平均恒星時(GMST)を算出します:

T = (JD0 - 2451545.0) / 36525
GMST0 = 24110.54841 + 8640184.812866 * T + 0.093104 * T^2 - 6.2e-6 * T^3
GMST_sec = GMST0 + 1.00273790935 * H * 3600
GMST     = (GMST_sec / 3600) mod 24      // 時間単位(10進法)
LST      = (GMST + 経度 / 15) mod 24

「時・分・秒」への変換方法は以下の通りです:

H = floor(LST)
M = floor((LST - H) * 60)
S = round(((LST - H) * 60 - M) * 60, 2)

恒星時計算ツールの活用シーン

恒星時計算ツールは、天文観測や宇宙科学における様々な用途で活用されています:

  • 天体望遠鏡の自動導入・セッティング — 赤道儀式望遠鏡の目盛環設定や手動導入において、地方恒星時(LST)と天体の赤経(RA)から時角(HA = LST - RA)を求めて目的の星に望遠鏡を向けます。
  • 天体写真撮影の計画 — 対象天体の子午線通過時刻(南中時刻)や高度の変化を把握し、最適な露出タイミングを計画します。
  • 天文学の教育・学習 — 恒星が毎日約4分早く東の空から昇る理由や、地球の自転・公転運動の影響を理解する教材として活用できます。
  • アマチュア無線(EME通信) — 月面反射通信(Moonbounce/EME)など、月や特定天体の方位角・仰角を計算する基礎パラメータとして利活用されます。
  • 人工衛星トラッキング — 人工衛星の軌道要素計算や地上局との位置関係把握に恒星時を使用します。
  • 過去の天文観測データの解析 — 過去の日時における星空の位置関係や南中時刻を再構成・検証します。

恒星時計算ツールはPure JavaScriptで動作し、ブラウザ内で完結するため、迅速かつ安全に計算を行うことができます。

恒星時計算ツールについてのよくある質問

恒星時とは何ですか?

恒星時(Sidereal Time)とは、春分点の時角(子午線に対する春分点の方向)を表す天文時間です。太陽ではなく恒星に対する地球の自転を基準にしているため、通常の太陽時(常用時)よりも毎日約4分(約3分56秒)早く進みます。

GMSTとLSTの違いは何ですか?

GMST(グリニッジ平均恒星時)は本初子午線(経度0度)における恒星時です。LST(地方恒星時)は、GMSTに観測地点の経度(東経を正、西経を負)を加算したその場所の恒星時です。

このツールはどの計算式を使用していますか?

国際天文学連合(IAU)が定めたIAU 1982多項式に基づき計算しています。J2000.0前後の数百年にわたり高い精度(1秒未満の精度)を保ちます。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。すべての恒星時計算はブラウザ上でリアルタイムに処理され、サーバーにデータを送信・保存することはありません。