ソレノイドインダクタンス計算機

ソレノイドコイルのインダクタンスを簡単計算。巻き数、コイルの長さ、半径・直径、比透磁率から自己インダクタンス(L)を瞬時に算出する無料オンラインツールです。

855.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-11 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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ソレノイドインダクタンス計算機は、長コイル近似式(( L = \frac{\mu_0 \mu_r N^2 A}{l} ))を用いて、密巻きソレノイドコイルの自己インダクタンスを簡単に計算・シミュレーションできるオンラインツールです。

ソレノイドインダクタンス計算機の使い方

  1. 巻き数(N)を入力 — コイルの総巻き数を指定します。
  2. コイル長(l)を入力 — コイルの軸方向の長さを指定します(電線の全幅ではなく、巻き線の長さ)。
  3. 半径(r)または直径(d)を入力 — 測定しやすい方の値を入力します。
  4. 比透磁率(μr)を入力 — 空芯(エアコア)の場合は「1」、フェライトや鉄芯の場合はコア材の比透磁率を指定します。
  5. 計算結果(L)を確認 — nH、μH、mH、Hなどの最適な単位でインダクタンスが表示されます。

計算公式と理論 — ソレノイドのインダクタンス計算

A = π · r²
L = μ₀ · μr · N² · A / l
μ₀ = 4π × 10⁻⁷  H/m
  • ( A ): コイルの断面積(( m^2 ))
  • ( L ): 自己インダクタンス(ヘンリー [H])
  • ( \mu_0 ): 真空の透磁率(( 4\pi \times 10^{-7} \text{ H/m} ))
  • ( \mu_r ): コイル芯材の比透磁率(空芯 = 1)
  • ( N ): 巻線数(ターンス数)
  • ( l ): コイルの長さ(( m ))

コイルの長さ ( l ) が直径 ( d ) に比べて十分に長い場合(( l \gg d ))、この公式で非常に精度の高いインダクタンスが得られます。

主な活用シーン・用途

  • 高周波回路・マッチング回路の設計 — 目的のインダクタンス(L値)を得るためのコイル巻き数や形状の選定。
  • パワーエレクトロニクス — チョークコイルやトランス(変圧器)一次側の設計およびインダクタンス概算。
  • 各種センサー開発 — 探知用コイルや電磁誘導型近接センサーのコイル試作。
  • 電気電子工学の学習 — コイルの形状パラメータ(長さ・径・巻き数・コア材)がインダクタンスに与える影響の可視化。

ソレノイドインダクタンス計算機についてのよくある質問

無限長ソレノイドの近似式が適さないのはどのような場合ですか?

コイルの長さが直径に対して十分に長くなく、短コイル(ショートコイル)やパンケーキ型巻線の場合、近似式では実際よりも大きな値が算出されます。高精度な設計には長岡係数やWheelerの公式による補正が必要です。

鉄芯やフェライトコアを使用する場合はどう計算しますか?

コア材のデータシートに記載されている実効比透磁率(μr)の値を入力してください。なお、実際の磁性体コアは大電流で磁気飽和を起こす点にご注意ください。

温度変化はインダクタンスに影響しますか?

空芯コイルは温度変化に対して非常に安定しています。一方、フェライトコアコイルは比透磁率(μr)が温度依存性を持つため、温度によってインダクタンスが変動します。

入力したデータは保存・送信されますか?

いいえ。すべての計算はブラウザ内でローカルに実行され、外部サーバーに送信されることは一切ありません。