熱伝導率計算ツール

無料の熱伝導率計算ツール。フーリエの法則に基づき、移動熱量、材料の厚さ、伝熱面積、温度差、移動時間から熱伝導率 k や熱流束を簡単に算出できます。

853.4K 利用回数 更新日 · 2026-05-12 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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熱伝導率計算ツールの使い方

熱伝導率計算ツールは、平板材料における一次元定常熱伝導(フーリエの法則)に基づいて熱伝導率 $k$ や熱移動量を算出するオンラインツールです。移動熱量 $Q$、材料の厚さ $L$、伝熱面積 $A$、温度差 $\Delta T$、移動時間 $t$ を入力することで、迅速に熱伝導率を計算できます。

  1. 移動熱量 Q の入力 — 通過した熱量(J または W·s)を入力します。
  2. 材料の厚さ L と伝熱面積 A の入力 — 熱が伝わる方向の厚さ(m)と熱が通過する垂直断面の面積(m²)を入力します。
  3. 温度差 ΔT の入力 — 高温側と低温側の温度差(K または ℃)を入力します。
  4. 移動時間 t の入力 — 熱移動が起こる時間(秒)を入力します。
  5. 計算結果の確認 — 求められた熱伝導率 $k$ [W/(m·K)]が表示されます。

計算式と理論 — フーリエの法則

本ツールは熱伝導の基本法則である**フーリエの法則(Fourier’s law)**をベースにしています。

Q = k · A · (ΔT / L) · t

式に変形を加えると、熱伝導率 $k$ は以下の計算式で表されます:

k = (Q · L) / (A · ΔT · t)
記号意味単位
Q移動熱量J (ジュール)
k熱伝導率W/(m·K)
A伝熱面積
ΔT温度差K または ℃
L材料の厚さ(伝熱距離)m
t移動時間s (秒)

前提条件と計算上の注意点

この計算ツールは、均質材料内部での一次元定常熱伝導を前提としています。空気等の対対流や熱放射(輻射)の影響は考慮していません。積層材や複合構造の壁などの場合は、各層の熱抵抗 $R = L / (k \cdot A)$ を求め、それらの総和から全体の熱通過率や表面温度を評価する必要があります。

熱伝導率計算の主な活用事例

  • 建築・住宅の断熱性能評価 — 各種断熱材の熱伝導率を比較し、省エネ基準に応じた壁厚や断熱構成を検討。
  • 電子機器の熱対策・ヒートシンク設計 — パワー半導体やCPU周辺の熱伝導シート(TIM)やヒートシンクの熱伝導能力の検証。
  • プラント設備・配管保温 — 保温材の最適な厚み選定や配管からの放熱量・熱損失の試算。
  • 学習・実務 — 物理学・伝熱工学におけるフーリエの法則の理解や簡易数値計算。

熱伝導率計算ツールを活用して、定常熱伝導のシミュレーションや熱設計の概算に役立ててください。

熱伝導率計算ツールについてのよくある質問

この熱伝導率計算ツールの計算精度はどのくらいですか?

本ツールはフーリエの伝導方程式(k = Q·L / (A·ΔT·t))に基づき正確な数値計算を行います。計算精度は入力された熱量、厚さ、温度差などの正確性に依存します。

どのような場面で熱伝導率の計算ツールを使用しますか?

建物の壁面や断熱材の熱損失の試算、電子機器のヒートシンク・熱抵抗評価、配管保温材の設計など、定常熱伝導の評価に広く活用できます。

計算に使用される単位は何ですか?

厚さ L はメートル(m)、伝熱面積 A は m²、温度差 ΔT は K(または℃)、時間 t は秒(s)、熱量 Q はジュール(J)です。得られる熱伝導率 k は W/(m·K) となります。

入力したデータはサーバーに保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ内で行われ、外部サーバーへデータが送信・保存されることはありません。