平均固定費計算機の使い方
平均固定費計算機は、一定期間の総固定費を、産出物1単位当たりの固定費に換算します。通貨を選び、対象期間の総固定費を入力したら、実績または見込みの産出量(生産量・活動量)を入力してください。計算はすぐに更新され、単位当たり平均固定費、入力した総固定費、計算に使った産出量が表示されます。
家賃、設備リース料、固定給、保険料などの固定費を、製品や注文単位に配分したいときに便利です。生産量や活動量を変更する前に使えば、規模の変化によって1単位が負担する固定費(単位固定費)がどう変わるかを比較できます。
平均固定費の計算式と考え方
平均固定費計算機では、標準的な固定費の計算式を使います。
平均固定費(単位当たり固定費) = 総固定費 ÷ 産出量
| 記号・項目 | 意味 |
|---|---|
| 総固定費 | 短期的に、産出量が変わっても直接は変化しにくい費用の合計 |
| 産出量 | 生産・販売した、または計画している単位数。事業によっては活動量を指す |
| 平均固定費 | 総固定費を産出量で割った、1単位当たりの固定費 |
固定費は変動費とは異なります。固定費は関連する生産・活動の範囲内では総額が概ね一定ですが、変動費は生産量や活動量に応じて変化します。この平均固定費計算機は固定費の部分だけを計算するため、価格設定や採算を判断するときは、変動費や限界利益なども合わせて確認してください。
平均固定費計算機の活用例
平均固定費計算機は、次のような事業計画に役立ちます。
- 価格設定 — 各製品が回収すべき固定費の目安を、単位当たりで把握する。
- 生産規模の分析 — 複数の産出量を比較し、単位固定費がどう変わるか確認する。
- 利益計画 — 平均固定費と変動費を組み合わせ、採算ラインの価格を検討する。
- 設備・人員計画 — 活動量を増やしたときに単位当たりのコストが改善するか確認する。
平均固定費計算機を使うと、固定費と産出量の関係をすばやく把握できます。価格、予算、生産計画を検討する際の基礎的な目安としてご利用ください。