概要:単利の計算式と求め方
単利による利息および元利合計は以下の公式で求められます。
利息 = 元本 × 年利(%) × 期間(年) / 100
記号で表すと:
I = P × R × T / 100
ここで I は利息(Interest)、P は元本(Principal)、R は年利率(Rate %)、T は期間(Time:年単位)です。
また、利息を加えた総額である元利合計は次のようになります。
元利合計 = 元本 + 利息
【計算例】
元本 1,000,000円 を年利 5% で 3年間 単利運用(または借入)した場合:
- 利息:
100万円 × 5% × 3年 = 150,000円 - 元利合計:
100万円 + 15万円 = 1,150,000円
単利計算ツールの使い方
- 元本(P):投資した最初の金額、または借入金の額を入力します。
- 年利(R):年間の金利(%)を数値で入力します(例:5% なら 5)。
- 期間(T):運用・借入を行う期間を「年」単位で入力します。小数点の入力も可能です(例:1年半なら 1.5)。
- 結果の確認:入力と同時に「利息額」と「元利合計」が即時に試算・更新されます。
資産運用のシミュレーションや、各種ローンの金利確認、数学・ファイナンスの勉強、複利運用との比較など幅広くご活用ください。
計算式の詳細
$$I = \frac{P \times R \times T}{100}$$
- P:元本(Principal)
- R:年利(Annual Rate %)
- T:期間(Time in years)
受取額または返済総額となる元利合計は:
$$\text{元利合計} = P + I$$
具体的な計算例
元本 1,000,000 円、年利 5%、期間 3 年の場合:
$$I = \frac{1000000 \times 5 \times 3}{100} = 150,000 \text{円}$$
$$\text{元利合計} = 1,000,000 + 150,000 = 1,150,000 \text{円}$$
条件別の試算例一覧
| 元本 | 年利 | 期間 | 利息額 | 元利合計 |
|---|---|---|---|---|
| 500,000円 | 6% | 2年 | 60,000円 | 560,000円 |
| 2,000,000円 | 4.5% | 18ヶ月(1.5年) | 135,000円 | 2,135,000円 |
| 10,000,000円 | 3% | 90日(約0.2466年) | 約73,973円 | 約10,073,973円 |
1年未満の期間を指定する場合は、以下のように「年」に換算します。
18ヶ月 = 18 / 12 = 1.5年
90日 ≈ 90 / 365 ≈ 0.2466年
元本・年利・期間の逆算
利息額があらかじめわかっている場合、公式を変形することで元本・年利・期間を求めることができます。
元本 = 利息 × 100 / (年利 × 期間)
年利 = 利息 × 100 / (元本 × 期間)
期間 = 利息 × 100 / (元本 × 年利)
【逆算の例】
元本 2,000,000円 を 3年間 運用して 240,000円 の利息を得た場合の年利:
年利 = 240,000 × 100 / (2,000,000 × 3) = 4%
単利と複利の違い
- 単利(Simple Interest):常に「最初の元本」のみに利息がつきます。利息の増え方は一定の直線(一次関数)となります。
- 複利(Compound Interest):一定期間ごとに発生した利息が元本に組み入れられ、その合計額に対して次の利息が計算されます。期間が長くなるほど利息が雪だるま式に増加します(指数関数)。
短期の個人間貸借やシンプルな債券・ローンなどでは単利計算が用いられることがありますが、預金・株式投資などの長期資産運用や住宅ローン・クレジットカードのリボ払いなどでは一般的に複利が採用されます。