返済負担率(DBR)計算ツールの使い方
返済負担率(DBR)計算ツールを使えば、毎月の収入と借入返済額を入力するだけで、瞬時に返済負担率をシミュレーションできます。
- 通貨を選択する — JPY(日本円)、USD、EUR、GBP、CNYから選択します。入力欄と結果に選択した通貨記号が適用されます。
- 月収(額面・総支給額)を入力する — 税引前の月額収入を入力します。返済額と同じ通貨で入力してください。
- 毎月のローン返済額を入力する — 住宅ローン・家賃、マイカーローン、カードローン・フリーローン、クレジットカード最低返済額、その他の返済額を入力します。該当のない項目は0のままで問題ありません。
- 計算結果を確認する — 返済負担率計算ツールが即座に比率(DBR %)を算出し、健全度ステータス(色別表示)、毎月の返済総額、差引手元残高をビジュアルゲージとともに表示します。
新たなローン(マイカーローンや追加融資など)を組む前に返済額を変更してシミュレーションを行うことで、借入後の返済負担率がどのように変化するか事前に確認できます。
計算式と理論 — 返済負担率(DBR)
返済負担率(DBR)計算ツールでは、標準的な借入返済負担率の計算式を採用しています。
毎月の返済総額 = 住宅ローン/家賃 + マイカーローン + カードローン
+ クレジットカード返済額 + その他借入返済額
返済負担率 DBR (%) = (毎月の返済総額 ÷ 月収) × 100
| 項目 | 意味・内容 |
|---|---|
| 毎月の返済総額 | 毎月定期的に支払うすべてのローン・借入返済額の合計 |
| 月収(総支給額) | 税引前(額面)の月間収入 |
| DBR(返済負担率) | 収入に対する返済額の占める割合(パーセンテージ) |
返済負担率の評価基準(ステータス)
| DBRの範囲 | ステータス | 解釈・アドバイス |
|---|---|---|
| 30%未満 | 健全 | 返済負担が少なく適切な状態。各種ローンの審査にも通りやすい水準です。 |
| 30%〜50% | 注意 | 返済負担がやや高めです。新規借入の前に固定費や返済計画の見直しを推奨します。 |
| 50%超 | 危険 | 返済圧力が非常に高い状態です。新規融資審査の通過が困難になるおそれがあります。 |
前提条件と注意点
本ツールは担保ローン・無担保ローンの区分を行わず、ボーナス払いや一時的な臨時収入は考慮していません。金融機関やローンの種類(住宅ローン審査等)によっては、額面年収ではなく手取り年収を基準にする場合や、特定の借入を除外・加算する基準が存在します。正確な審査条件については、各金融機関へお問合せください。
返済負担率(DBR)計算ツールの活用シーン
返済負担率(DBR)計算ツールは、次のようなシーンで手軽に活用できます。
- 住宅ローン審査前の事前チェック — 住宅ローンの事前審査を受ける前に年収や月収に対する返済負担率(年収返済比率)を計算し、金融機関の審査基準(通常30%〜35%前後)を満たしているか確認できます。
- マイカーローン購入計画 — 新車や中古車のマイカーローンを追加した場合に、既存のカードローンや住宅ローンと合わせてDBRが危険水域に達しないかシミュレーションできます。
- クレジットカード・リボ払い整理 — 複数のクレジットカードでのリボ払いや分割払いが月々の返済負担率をどの程度圧迫しているかを可視化し、繰上返済やローン一本化の検討に役立ちます。
- 毎月の家計改善・マネーチェック — 月次の固定費見直しの一環としてDBRを記録し、中長期的に健全な財務状態を維持できているかを評価します。
- 金融機関の審査比較 — 各銀行や消費者金融によって認められる返済負担率の上限は異なります。本ツールで算出した基本比率をもとに、各社の借り入れ上限額を予測比較できます。
融資申請やローン契約の前にご自身の返済負担率(DBR)を把握しておくことで、無理のない返済計画を立て、審査落ちのリスクを回避することができます。