水理跳躍計算機

水理跳躍計算機で、矩形開水路の上流水深・流速または流量・水路幅から、共役水深、下流流速、フルード数、エネルギー損失を計算します。

919.1K 利用回数 更新日 · 2026-07-29 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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水理跳躍計算機の使い方

水理跳躍計算機は、矩形開水路で発生する水理跳躍について、共役水深、下流流速、フルード数、エネルギー損失を計算するツールです。越流堤、急流路、落差工、減勢池などの初期検討や水理学の学習に使えます。

上流水深 y₁ と上流流速 V₁ が分かる場合は「水深と流速」を選びます。流量 Q と水路幅 b が分かる場合は「流量と水路幅」を選びます。入力値は一貫したSI単位で入力してください。

共役水深とフルード数の計算式

矩形水路の水理跳躍では、上流フルード数と共役水深の関係にベランジェ式を使います。

Fr₁ = V₁ ÷ √(g × y₁)
y₂/y₁ = 1/2 ×(√(1 + 8 × Fr₁²)− 1)
V₂ = V₁ × y₁ ÷ y₂
ΔE =(y₂ − y₁)³ ÷(4 × y₁ × y₂)
記号意味SI単位
y₁、y₂上流水深・共役水深m
V₁、V₂上流・下流の平均流速m/s
Fr₁上流フルード数無次元
ΔE散逸する比エネルギーm
g重力加速度9.81m/s²

跳水の型と設計上の注意

フルード数が1を超える射流で、下流側の条件により常流へ遷移すると水理跳躍が発生します。Fr₁が小さい範囲では波状または弱跳水、大きくなると振動跳水、定常跳水、強跳水となります。振動跳水は水面変動が大きく、構造物の設計では避ける検討が必要になる場合があります。

この計算は、水平に近い矩形断面、定常流、十分に発達した跳水を前提にした簡易式です。台形・複雑断面、粗度、河床勾配、空気混入、下流水位、局部形状、三次元流れは扱いません。実際の減勢池や河川構造物の設計には、適用基準、模型実験または詳細な数値解析、専門家の確認が必要です。

水理跳躍計算機の活用例

  • 減勢池の初期検討 — 跳水を収める水深やエネルギー散逸の目安を確認できます。
  • 越流堤・急流路 — 下流部の流れの遷移を概算できます。
  • 河床保護の検討 — 流れによる侵食リスクの評価の出発点にできます。
  • 水理学の学習 — フルード数と共役水深の関係を数値で確認できます。

水理跳躍計算機は、開水路流れを理解するための参考ツールです。安全に関わる水路・河川・ダム施設の設計には、正式な設計基準と専門的な水理解析を用いてください。

水理跳躍計算機についてのよくある質問

水理跳躍とは何ですか?

水理跳躍は、開水路の射流が常流へ急激に遷移する現象です。流れの運動エネルギーの一部が乱流などとして散逸します。

水理跳躍計算機はどの式を使いますか?

矩形断面に対するベランジェの運動量式、y₂/y₁=1/2×(√(1+8Fr₁²)−1)を使います。

跳水の型はどのように分類しますか?

上流フルード数Fr₁により、波状、弱、振動、定常、強跳水などに分類します。

台形断面でも使えますか?

いいえ。ベランジェ式は矩形断面の近似です。台形断面などでは運動量・断面積を考慮する別の解析が必要です。

入力データは保存されますか?

いいえ。計算はブラウザー内で行われ、入力値がサーバーに送信されることはありません。