カールサルプドーシャ計算機の使い方
カールサルプドーシャ計算機は、既にお持ちのクンドリー(出生ホロスコープ)の天体位置データを用いて、カールサルプドーシャ(Kaal Sarp Dosh)またはカールサルプヨガの配置パターンをすばやく判定するインド占星術ツールです。主要7天体(太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星)が、ドラゴンヘッド(ラーフ)とドラゴンテール(ケートゥ)の軸の片側に集まっているかを検証します。
入力モードの選択
- 度数モード(推奨): クンドリーやインド占星術アプリで確認した各天体の黄経数値(0°〜359.999°)を入力します。天体の角度から直接アークを正確に計算できるため、最も精度の高い判定が得られます。
- ハウスモード(簡易): ラーフ、ケートゥ、および各惑星が位置するハウス番号(第1〜第12ハウス)を入力します。アセンダントから各ハウスを30°のセクターとして概算するため、手軽に概算パターンを確認したい場合に便利です。
許容範囲(トレランス)の設定
ラーフやケートゥの境界線付近に位置する天体の判定基準を調整できます。
- 厳密(Strict / 0°): 境界の余裕を持たせず厳格に判定します。
- 標準(Normal / ±3°): 境界付近の3度以内のオーブ(許容差)を考慮します。
- 広め(Loose / ±5°): 5度以内のオーブを許容して判定します。
結果カードには「完全検出(Full)」「部分検出(Partial)」「検出なし(Not Detected)」の判定、ラーフ・ケートゥ軸の角度、円形ホロスコープチャートによる天体配置の視覚化が表示されます。
計算式と理論 - カールサルプドーシャの判定ルール
カールサルプドーシャの判定は、伝統的なインド占星術(ヴェーダ占星術)の以下の基本ルールに基づいています。
太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星の主要7天体が、
黄経上でラーフとケートゥを結ぶ同一の弧(アーク)内にすべて収まる場合、
完全なカールサルプドーシャ / カールサルプヨガと判定されます。
本計算機では、入力されたすべての度数を0°〜360°の円周上に正規化します。
正規化度数 = ((入力度数 % 360) + 360) % 360
次に、以下の2つのアーク(弧)を定義して比較します。
アーク A = ラーフ → ケートゥ
アーク B = ケートゥ → ラーフ
- 完全検出(Full): 7天体すべてが片方のアーク内に存在する場合。
- 部分検出(Partial): 6天体が片方に集まり、1天体のみが外側に出ているなど、部分的な偏りがある場合。
- 検出なし(Not Detected): 7天体が両方のアークに分散している場合。
12種類の伝統的タイプ分類
完全なカールサルプドーシャが検出された場合、ラーフが位置するハウス(第1ハウス〜第12ハウス)によって伝統的な12のタイプが自動判定されます。
- アナンタ (Anant): 第1ハウスのラーフ
- クリカ (Kulik): 第2ハウスのラーフ
- ヴァースキ (Vasuki): 第3ハウスのラーフ
- シャンカパーラ (Shankhpal): 第4ハウスのラーフ
- パドマ (Padam / Padma): 第5ハウスのラーフ
- マハーパドマ (Mahapadam): 第6ハウスのラーフ
- タクシャカ (Takshak): 第7ハウスのラーフ
- カルコータカ (Karkotak): 第8ハウスのラーフ
- シャンカチュード (Shankhachur): 第9ハウスのラーフ
- ガータカ (Ghatak): 第10ハウスのラーフ
- ヴィシュダラ (Vishdhar): 第11ハウスのラーフ
- シェーシャナーガ (Sheshnag): 第12ハウスのラーフ
カールサルプドーシャ計算機の活用シーン
この計算ツールは、インド占星術の学習、文化的な関心、ホロスコープのパターン分析をサポートするために設計されています。
- クンドリーデータのクイックチェック: 既にお持ちの出生図から度数を入力し、ラーフ・ケートゥ軸に対する惑星の配置を一目で確認できます。
- ドーシャ種類の特定: 完全な配置パターンが検出された際、どのタイプのドーシャに該当するかを瞬時に判別できます。
- 占星術のロジック学習: なぜラーフ・ケートゥ軸と7天体の位置関係が重要視されるのか、構造的・視覚的に理解を深められます。
- 円形チャートでの視覚的確認: ホロスコープ上の天体偏在を円グラフ形式でビジュアル表示します。
※ カールサルプドーシャの解釈や影響については、占星術師や流派によって様々な見解が存在します。本ツールの結果はインド占星術に基づく参考・学習情報としてご利用いただき、人生の重大な決断、医療、結婚、財務判断の根拠とはしないでください。