経済的発注量(EOQ)計算ツール

無料の経済的発注量(EOQ)計算ツール。年間発注費用と在庫維持費用を最小化する最適発注量、発注点(ROP)、年間総在庫コストを簡単に計算・シミュレーションできます。

0 利用回数 更新日 · 2026-05-19 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
AD

経済的発注量(EOQ)計算ツールの使い方

経済的発注量(EOQ)計算ツールは、在庫管理における発注費用と保管費用をバランスさせ、総在庫コストを最も低く抑える最適発注量を算出します。

  1. 年間需要量(D)を入力 — 1年間に必要な商品の数量(個数)を入力します。
  2. 1回あたりの発注費用(S)を入力 — 発注手続きや配送手配、伝票処理にかかる1回あたりの固定費用を入力します。
  3. 在庫維持費用の入力方法を選択 — 1個あたりの年間保管費用(固定額)、または購入単価に対する維持費率(%)を選択します。
  4. 任意項目の入力 — 発注点(ROP)を計算したい場合は、リードタイム(日数)、年間稼働日数、安全在庫数を入力します。
  5. 計算結果の確認 — 推奨される最適発注量(EOQ)、年間発注回数、発注周期、平均在庫量、総在庫コスト、感度分析を即座に確認できます。

計算式と理論 — 経済的発注量(EOQ)モデル

経済的発注量(EOQ: Economic Order Quantity)は、発注費用の総額と在庫維持費用の総額が等しくなるポイントで総コストが最小化するという原則に基づいています。

EOQ = √((2 × D × S) / H)
記号項目名内容
D年間需要量1年間に必要とされる商品の合計数量
S発注費用1回の発注にかかる固定費用(事務手数料・送料など)
H在庫維持費用1個の商品を1年間保管・維持するための費用

年間総在庫コストの計算

年間総コスト = (D / Q × S) + (Q / 2 + SS) × H
  • Q: 1回あたりの発注量
  • SS: 安全在庫数(Safety Stock)
  • D / Q: 年間発注回数
  • Q / 2: 平均サイクル在庫量

発注点(ROP: Reorder Point)

発注点(ROP) = (年間需要量 ÷ 年間稼働日数) × リードタイム + 安全在庫数

感度分析

発注量がEOQから多少前後した場合(例:80%〜120%)、総コストがどの程度変動するかを示します。EOQ前後の曲線は比較的平坦であるため、梱包ロットや最小注文数量(MOQ)に合わせて発注量を調整する際の参考になります。

経済的発注量(EOQ)計算ツールの活用シーン

  • EC事業者・ネットショップ — 倉庫保管料と発注回数のコストバランスを最適化し、キャッシュフローを改善。
  • 製造業・資材調達 — 原材料や部品の発注ロット数を適正化し、過剰在庫と欠品リスクを同時回避。
  • 卸売・小売り店舗 — 商品ごとの適正な再発注タイミング(発注点)を設定し、自動発注システムの設定値に活用。
  • 倉庫・物流担当者 — 保管スペースの限界と発注コストを勘案した在庫回転率向上計画の立案。
  • 購買・調達計画 — 数量割引が提示された際に、EOQに基づく総コスト比較を行って購入条件を評価。

経済的発注量(EOQ)計算ツールをご活用いただくことで、適正な発注バッチの試算と在庫圧縮が容易になります。なお、計算結果は事業計画・在庫施策の参考用であり、個別のサプライチェーン状況やERP設定に応じて総合的にご判断ください。

経済的発注量(EOQ)計算ツールについてのよくある質問

経済的発注量(EOQ)計算ツールとは何ですか?

経済的発注量(EOQ: Economic Order Quantity)モデルに基づき、発注費用と在庫維持費用(保管費)の合計コストを最小化する1回あたりの最適発注量を自動計算するツールです。発注回数が多すぎて発注費用が高くなるリスクと、大量発注により在庫保管費用が増大するリスクのバランスを最適化できます。

EOQ(経済的発注量)の計算式は?

基本公式は EOQ = √((2 × D × S) / H) です。ここで D は年間需要量、S は1回あたりの発注費用、H は1個あたりの年間在庫維持費用を表します。当ツールに入力することで迅速に計算結果を取得できます。

在庫維持費用の「割合(%)」入力はどのように計算されますか?

1個あたりの固定金額ではなく、購入単価に対する年間の維持費率(%)を指定して計算します。たとえば単価が2,500円で維持費率が20%の場合、1個あたりの年間保管費用 H は500円として計算されます。

発注点(ROP)とは何ですか?

発注点(Reorder Point)は、商品を再発注すべき在庫量の閾値です。「日別平均需要量 × リードタイム(調達日数)+ 安全在庫」で求められ、在庫切れ(欠品)を未然に防ぐ目安となります。

感度分析(発注量の変化によるコスト比較)は何に役立ちますか?

発注量をEOQの80%や120%に設定した場合の総在庫コストの変化を可視化します。EOQはコストの最小点ですが、前後の発注量変更がコストにどの程度影響するかを把握し、ロット単位や輸送条件に応じた柔軟な発注計画を立てるのに役立ちます。

入力したデータは保存・送信されますか?

いいえ。すべての計算はお使いのブラウザ上で実行され、外部サーバーに送信されることはありません。