ピボットポイント計算ツールの使い方
ピボットポイント計算ツールは、日中取引の目安となる価格水準を作成します。方式を選び、前取引セッションの価格を入力すると、ピボットポイントに加えて3本の抵抗線と3本の支持線を表示します。
- 方式を選ぶ — スタンダード、フィボナッチ、ウッディ、カマリラから選択します。
- 価格を入力する — 前日の高値、安値、終値を入力します(ウッディ方式では当日の始値も入力します)。
- 水準を読む — 中心のピボットポイントを強調表示し、R3 → P → S3 の順で確認できます。
ピボットポイント計算ツールの式と考え方
ピボットポイント計算ツールは、広く知られている次の取引計算式を使用します。
スタンダード
P = (高値 + 安値 + 終値) / 3
R1 = 2P − 安値 S1 = 2P − 高値
R2 = P + (高値 − 安値) S2 = P − (高値 − 安値)
R3 = 高値 + 2(P − 安値) S3 = 安値 − 2(高値 − P)
フィボナッチ
R1 = P + 0.382 × (高値 − 安値) S1 = P − 0.382 × (高値 − 安値)
R2 = P + 0.618 × (高値 − 安値) S2 = P − 0.618 × (高値 − 安値)
R3 = P + 1.000 × (高値 − 安値) S3 = P − 1.000 × (高値 − 安値)
ウッディ
P = (高値 + 安値 + 2 × 始値) / 4
R1 = 2P − 安値 S1 = 2P − 高値
R2 = P + (高値 − 安値) S2 = P − (高値 − 安値)
カマリラ
R1 = 終値 + (高値 − 安値) × 1.1 / 12
R2 = 終値 + (高値 − 安値) × 1.1 / 6
R3 = 終値 + (高値 − 安値) × 1.1 / 4
S1、S2、S3 は終値より下側に対称的に算出します
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| P | ピボットポイント |
| R1-R3 | 抵抗線の水準 |
| S1-S3 | 支持線の水準 |
前提と制限
ピボットポイント計算ツールの結果は、前取引セッションの価格から得る参考水準です。トレンド、出来高、値動き、リスク管理と合わせて検討し、ピボットポイントだけを根拠に取引しないでください。これは金融教育および計算の補助を目的としたものであり、投資助言ではありません。テクニカル指標は将来の価格、利益、損失回避を保証しません。
ピボットポイント計算ツールの活用例
ピボットポイント計算ツールは、次のような学習・分析に役立ちます。
- デイトレードの準備 — 市場が開く前に注目水準を記録する。
- スイングの計画 — 日足と週足のピボットポイントを比較する。
- リスク管理の学習 — 次の支持線/抵抗線の外側に損切りを置く考え方を学ぶ。
- 教育 — 方式ごとに水準の広がり方がどう違うかを比較する。
取引セッションごとにピボットポイント計算ツールを実行し、新しい価格データに基づく参照マップとして使えます。ただし、実際の投資判断や注文は、ご自身の責任で十分な調査とリスク評価を行った上で決定してください。