プレマネー・ポストマネー企業価値計算ツール

スタートアップの資金調達におけるプレマネー評価額(投資前企業価値)、ポストマネー評価額(投資後企業価値)、調達額、投資家の出資比率(希薄化率)を簡単かつ即座に計算・シミュレーションします。

934.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-08 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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プレマネー・ポストマネー企業価値計算ツールの使い方

プレマネー・ポストマネー企業価値計算ツールは、スタートアップや事業の資金調達において重要な「投資前企業価値(プレマネー評価額)」と「投資後企業価値(ポストマネー評価額)」、そして投資家・創業者の「出資比率(持分比率)」を簡単に計算・確認できるシミュレーションツールです。

  1. 計算モードを選択する
    お手元にある数値に合わせて計算モードを選択します。
    • プレマネー + 投資額: 投資前の評価額と調達希望額から、ポストマネー評価額と出資比率を算出します。
    • 投資額 + 出資比率: 調達金額と投資家に渡す持分比率から、プレマネーおよびポストマネー評価額を逆算します。
    • ポストマネー + 投資額: 投資後の評価額と調達金額から、プレマネー評価額と出資比率を計算します。
  2. 通貨と数値を入力する
    日本円(JPY)や米ドル(USD)などの通貨を選択し、評価額や投資額、出資比率を入力します。
  3. 計算結果と希薄化を確認する
    入力と同時に、プレマネー評価額・ポストマネー評価額・投資家出資比率・創業者(既存株主)持分比率がリアルタイムで表示されます。

資金調達の交渉や資本政策の策定では、希望的観測だけでなく、厳しめのシナリオ(低めのプレマネー)や標準的なシナリオなど複数パターンを試算しておくことが極めて重要です。

プレマネー・ポストマネーの計算式と理論

資金調達における企業価値評価(バリュエーション)の基本構造は、以下のシンプルな関係式で成り立っています。

ポストマネー評価額(投資後企業価値) = プレマネー評価額(投資前企業価値) + 投資額(調達額)
投資家の出資比率 = 投資額 ÷ ポストマネー評価額
創業者・既存株主の持分比率 = 100% - 投資家の出資比率

計算例

たとえば、プレマネー評価額を4億円と設定し、投資家から1億円の資金調達を行う場合:

  • ポストマネー評価額: 4億円 + 1億円 = 5億円
  • 投資家の出資比率: 1億円 ÷ 5億円 = 20%
  • 創業者の持分比率: 100% - 20% = 80%(既存株主の株式が20%希薄化)

投資家との交渉において「企業価値5億円で出資する」という会話がなされる際、それがプレマネーなのかポストマネーなのかで創業者の持分希薄化率が大きく変わります。本ツールを活用して、両者の違いを明確に把握しておきましょう。

前提条件と注意点

本計算ツールは資金調達のシミュレーションおよび学習を目的としたものです。実際の資金調達・第三者割当増資の実務では、以下の点に留意する必要があります。

  • ストックオプション(SO)プール: 従業員インセンティブ用のストックオプション枠をプレマネーに含めるかポストマネーに含めるかによって、実際の創業者持分比率(完全希薄化後)が変化します。
  • コンバーチブルノート / J-KISS: 転換社債型新株予約権などで調達している場合、次回ラウンドでの転換条件(キャップやディスカウント)により複雑な希薄化計算が必要となります。
  • 専門家へのご相談: 法務・税務・会計の確定手続きや詳細なキャップテーブル作成に際しては、弁護士や公認会計士、税理士などの専門家にご相談ください。

プレマネー・ポストマネー企業価値計算ツールの活用シーン

スタートアップの起業家、ベンチャーキャピタリスト(VC)、エンジェル投資家、事業開発担当者にとって、本ツールは様々な場面で役立ちます。

  • 投資家との交渉シミュレーション: プレマネー評価額の条件設定による出資比率の変化を即座に試算。
  • 資本政策(キャップテーブル)の初期検討: シード〜シリーズAなどの各ラウンドにおける株主構成と希薄化イメージの把握。
  • スプレッドシートの入力チェック: 自作のExcelやGoogleスプレッドシートの計算式に間違いがないかクイック検証。
  • 投資提案・ピッチデックの準備: 調達金額と目指すポストマネー評価額から妥当な譲渡株式数を算出。

本ツールで得られた試算結果を記録し、資金調達戦略の比較検討にぜひお役立てください。

プレマネー・ポストマネー企業価値計算ツールについてのよくある質問

プレマネー・ポストマネー企業価値計算ツールの計算精度はどのくらいですか?

本ツールは標準的な資本政策の計算式(ポストマネー = プレマネー + 投資額、出資比率 = 投資額 ÷ ポストマネー)に基づき正確に試算します。入力した条件通りの数値結果が得られます。

どのような場面でこのシミュレーターを活用できますか?

スタートアップの資金調達交渉や資本政策(キャップテーブル)の検討時に、複雑なスプレッドシートを作成することなく、投資前後の企業価値や創業者・投資家の持分比率(希薄化)をサクッと確認したい時に最適です。

入力した資金調達データはサーバーに保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ内で行われるため、企業価値や資金調達額などのデータが外部サーバーに送信・保存されることは一切ありません。

複数の調達シナリオを比較することはできますか?

はい。計算モード(「プレマネー+投資額」「投資額+出資比率」「ポストマネー+投資額」)や金額・出資比率を自由に変更することで、様々な資金調達パターンを即座に試算・比較できます。