RSI(相対力指数)計算ツールの使い方
RSI(相対力指数)計算ツールは、複数の終値データから簡単にテクニカル指標であるRSIを算出・シミュレーションできる無料オンラインツールです。株価やFX、仮想通貨などの終値系列を貼り付け、計算期間を指定するだけで、現在のRSI値と判定ゾーンを素早く確認できます。
- 期間(N)の指定 — 一般的には「14」が標準(デフォルト)ですが、7や21などの設定もよく用いられます。
- 終値データの入力 — カンマ、スペース、改行などで区切られた価格データを貼り付けます。
- RSI値とゾーンを確認 — 算出されたRSI値を30%・70%などの基準値と比較して売買判断に役立てます。
RSIの計算式とワイルダー方式の理論
本RSI計算ツールでは、考案者J.W.ワイルダー(Wilder)氏が提唱した修正移動平均(平滑化)を用いています。
ステップ1: 最初のN期間において、平均上昇幅と平均下落幅を算術平均で計算
平均上昇幅 = Σ上昇幅 / N
平均下落幅 = Σ下落幅 / N
ステップ2: N+1期間目以降は、ワイルダーの平滑化式を適用
当日平均上昇幅 = (前日平均上昇幅 × (N − 1) + 当日上昇幅) / N
当日平均下落幅 = (前日平均下落幅 × (N − 1) + 当日下落幅) / N
ステップ3: 相対力(RS)およびRSIを算出
RS = 平均上昇幅 / 平均下落幅
RSI = 100 − [100 / (1 + RS)]
| 記号・項目 | 意味・定義 |
|---|---|
| 上昇幅(Gain) | max(当日の終値 − 前日の終値, 0) |
| 下落幅(Loss) | max(前日の終値 − 当日の終値, 0) |
| N | 計算期間(デフォルトは14) |
前提条件と注意点
本RSI計算ツールは、等間隔の時系列終値データ(日足、週足、15分足など)を前提としています。株式の株式分割や配当落ちなどは自動処理されないため、必要に応じて調整後終値(Adjusted Close)をご使用ください。
RSI(相対力指数)計算ツールの活用シーン
RSI計算ツールは、次のようなテクニカル分析やシミュレーションに最適です。
- 相場の過熱感チェック — 70%以上で「買われすぎ(逆張り売りの検討)」、30%以下で「売られすぎ(逆張り買いの検討)」を直感的に判断。
- ダイバージェンス(逆行現象)の分析 — 価格が高値を更新しているのに対しRSIが低下しているなど、トレンド転換の兆候を発見。
- マルチタイムフレーム分析 — 日足や週足など異なる時間軸でRSIを計算し、分析の精度を向上。
- バックテスト・検証 — 過去のデータ系列を貼り付けて、設定期間ごとのRSI推移を迅速に確認。
トレード手法や戦略に合わせて計算期間(N)を調整し、効果的なチャートルール構築にお役立てください。