球状コンデンサ静電容量計算ツール

同心球コンデンサ(二重球殻)および孤立導体球の静電容量を半径と比誘電率から瞬時に計算するオンラインツールです。ガウスの法則に基づく公式解説や計算例も掲載。

862.4K 利用回数 更新日 · 2026-05-11 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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球状コンデンサ静電容量計算ツールは、同心球(二重球殻)構造のコンデンサや、無限遠を基準とした孤立導体球の静電容量(C)を、半径および中間誘電体の比誘電率(εr)から簡単に求めてシミュレーションできる計算ツールです。

球状コンデンサ静電容量計算ツールの使い方

  1. 構造(計算モード)の選択 — 同心球コンデンサ(二重球殻)または孤立導体球を選択します。
  2. 半径の入力 — 同心球の場合は内球半径 $a$ と外球半径 $b$、孤立球体の場合は半径 $R$ を入力します。
  3. 比誘電率($\varepsilon_r$)の入力 — 電極間に充填されている誘電体の比誘電率を入力します(真空・空気の場合は 1)。
  4. 計算結果の確認 — 静電容量 $C$ が pF(ピコファラド)、nF(ナノファラド)、μF(マイクロファラド)などの単位で自動計算されます。

計算公式と理論解説 — 球状コンデンサ

同心球コンデンサの静電容量 $C$ は、ガウスの法則から電界 $E$ を求め、内球と外球の電位差 $V$ を積分計算することで導出されます。

同心球コンデンサ: C = 4π · ε₀ · εr · a · b / (b − a)
孤立導体球:     C = 4π · ε₀ · εr · R
真空の誘電率 ε₀ = 8.854187817 × 10⁻¹² F/m

外球半径 $b \to \infty$ の極限をとると、同心球の公式は孤立導体球の静電容量公式 $C = 4\pi \varepsilon_0 \varepsilon_r R$ と一致します。

球状コンデンサ計算の活用シーン

  • 電磁気学・物理学の学習 — ガウスの法則と同位体球対称場における静電容量の導出プロセスの理解・演習。
  • 高電圧機器・実験装置の設計 — バンデグラフ発電機や球形電極ターミナル構造における静電容量・電荷蓄積量の見積もり。
  • EMC・静電気解析 — 複雑な形状の導体を球体に近似した静電容量・浮遊容量の基礎評価。
  • 容量変化型センサー開発 — 球形状電極を用いた各種容量性センサーの初期特性シミュレーション。

球状コンデンサ静電容量計算ツールについてのよくある質問

外球半径 b が内球半径 a に近づくと静電容量が大きくなるのはなぜですか?

電極間のギャップ(距離)が狭くなることで、同じ電圧を印加した際に発生する電界が強まり、導体表面により多くの電荷を蓄えられるようになるためです。

孤立導体球の静電容量とは何ですか?

無限遠を基準電位(グラウンド)とした場合の単一導体球の静電容量です。同心球コンデンサの公式において外球半径 b → ∞ とした極限に相当します。

誘電損失(tan δ)は計算に影響しますか?

直流(DC)における静電容量計算には影響しません。交流(AC)過渡解析など高周波領域で考慮する場合は、複素誘電率 εr·(1 − j·tan δ) を考慮する必要があります。

入力したデータはサーバーに保存されますか?

いいえ。すべての計算はブラウザ上でリアルタイムに処理されるため、データが外部サーバーに送信・保存されることはありません。