体脂肪率計算機の使い方
体脂肪率計算機では、次の手順で体脂肪率を推定できます。
- 単位を選ぶ — 計算機上部でメートル法(cm)またはヤード・ポンド法(in)を選択します。
- 性別を選ぶ — 男性用・女性用では使用する式が異なります。女性を選ぶと、ヒップ周囲の入力欄も表示されます。
- 身体計測値を入力する — 身長、腹囲(へその位置)、首回りを入力します。女性は最も大きい位置のヒップ周囲も入力してください。
- 結果を確認する — 推定体脂肪率と区分ラベルがすぐに表示されます。
できるだけ条件をそろえるため、朝の食事前に測定するのがおすすめです。伸縮しない柔らかいメジャーを使い、床と平行になるように測ってください。
計算式と理論 — 体脂肪率計算機
この体脂肪率計算機は、非侵襲的な体脂肪率の推定式として広く使われる米海軍式(U.S. Navy circumference method/海軍式)を実装しています。
男性用の式:
体脂肪率(%)= 86.010 × log10(腹囲 − 首回り)− 70.041 × log10(身長)+ 36.76
女性用の式:
体脂肪率(%)= 163.205 × log10(腹囲 + ヒップ周囲 − 首回り)− 97.684 × log10(身長)− 78.387
周囲径と身長はセンチメートルで扱います。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| 腹囲 | へその位置で測るウエスト(腹部)の周囲径 |
| 首回り | のどぼとけの少し下で測る首の周囲径 |
| ヒップ周囲 | 最も大きい位置で測るヒップの周囲径(女性のみ) |
| 身長 | 立位で測った身長 |
米海軍式は、身体の周囲径と全身の脂肪量の関係を対数回帰で推定する方法です。特別な機器がなくても、現場で素早く身体組成の目安を把握できるよう米海軍が開発しました。BMIは身長と体重から求める別の指標であり、この計算機の入力には使いません。また、除脂肪体重(LBM)も算出しないため、必要な場合は体重と体脂肪率を用いる別の計算機で確認してください。
体脂肪率の区分の目安
| 区分 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 必須脂肪 | < 6% | < 14% |
| アスリート | 6~13% | 14~20% |
| フィットネス | 14~17% | 21~24% |
| 平均的 | 18~24% | 25~31% |
| 肥満の目安 | ≥ 25% | ≥ 32% |
体脂肪率計算機の活用例
体脂肪率計算機は、健康管理やフィットネスのさまざまな場面で役立ちます。
- トレーニング目標の設定 — アスリートやジム利用者は、週・月単位の身体組成の変化を追うための基準値として利用できます。
- 体重管理 — 食事管理中に体重と併せて確認し、体重減少が脂肪によるものか、筋肉などの除脂肪体重の変化も含むのかを考える手がかりになります。
- 健康状態の確認 — 医療者や健康指導者は、より精密な検査を検討する前の簡易的なスクリーニングの参考にできます。
- 競技パフォーマンス — レスリング、ボクシング、ボート競技など階級制スポーツでは、減量期の身体組成を確認する際に使えます。
- 学習用途 — 運動科学・栄養学の学習者は、米海軍式を使い、身体の周囲径と体脂肪率の関係を理解するために利用できます。
この体脂肪率計算機が示す値はあくまで推定値です。測定方法、体型、体質などの個人差により結果は変わります。医療上の診断や専門家によるフィットネス評価に代わるものではなく、参考情報としてご利用ください。