カルボプラチン投与量計算機

目標AUCと腎機能(GFR)からCalvert式(カルバート式)を用いてカルボプラチンの総投与量(mg)を簡単に計算できます。抗がん剤投与量のシミュレーションや薬理学学習に最適です。

840.7K 利用回数 更新日 · 2026-05-21 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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カルボプラチン投与量計算機の使い方

カルボプラチン投与量計算機は、設定された目標AUC(血中濃度時間曲線下面積)と腎機能指標であるGFR(糸球体濾過量、mL/分)をもとに、抗がん剤カルボプラチンの総投与量(mg)を即座にシミュレーション・計算するツールです。

目標AUCとGFR(mL/分)を入力すると、Calvert式に基づいた総投与量(mg)と、腎クリアランスの補正項である GFR + 25 の値が表示されます。

本計算機は、体表面積(BSA)のみに頼るのではなく、腎排泄型薬剤であるカルボプラチンの薬物曝露量(AUC)と腎機能にあわせた投与設計を理解するための教育・シミュレーション用ツールです。

※注意:本ページを実際の化学療法における単独の投与量決定に使用しないでください。実際の投与設計には、腫瘍内科医による精査、プロトコルの確認、正確な腎機能評価(血清クレアチニン値やCcr/eGFRの妥当性評価)、投与量の上限設定(キャップ)、過去の毒性履歴、血液検査モニタリング、施設内の二重チェック手順が必要です。

計算式と理論 - カルボプラチン投与量計算

カルボプラチン投与量計算で使用されるCalvert式(Calvert formula)は以下の通りです:

カルボプラチン総投与量 (mg) = 目標AUC × (GFR + 25)

計算例:

目標AUC = 5
GFR = 80 mL/分
投与量 = 5 × (80 + 25) = 525 mg

Calvert式における 25 という定数は、非腎クリアランス(腎外クリアランス)を表す簡易的な値です。算出された結果は体表面積あたりの量(mg/m²)ではなく、患者ごとの**総投与量(mg)**となります。

カルボプラチン投与量計算機の活用シーン

カルボプラチン投与量計算機は、以下のようなシーンで活用できます:

  • がん化学療法・臨床薬理学の学習:目標AUCやGFRの変化が総投与量にどのように影響するかを視覚的に理解。
  • 薬剤師・医療従事者の教育シミュレーション:腎機能低下時における投与量減量の必要性の学習。
  • AUCに基づく投与量設定の理解:通常の体表面積基準投与とAUC基準投与の違いの学習。

実際の患者ケアにおいては、必ず各治療プロトコル、添付文書、施設基準、および専門医の確認のもとで適正な投与量を決定してください。抗がん剤の投与量誤りは深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

カルボプラチン投与量計算機についてのよくある質問

どの計算式が使用されていますか?

本計算機ではCalvert式(Calvert formula: 総投与量(mg) = 目標AUC × (GFR + 25))を使用しています。

計算結果の単位はmgですか、それともmg/m²ですか?

Calvert式による計算結果は、体表面積当たりではなく「総投与量(mg)」として算出されます。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ内で行われ、サーバーに送信・保存されることは一切ありません。