燃料ポンプ容量計算機の使い方
この燃料ポンプ容量計算機は、エンジン出力から必要な燃料流量を概算し、フューエルポンプの容量検討を助けます。燃料の種類を選び、目標馬力、BSFC(正味燃料消費率)、燃料密度、ポンプのデューティサイクルを入力してください。必要流量は L/h、gal/h、lb/h で確認できます。
チューニングやエンジン載せ替えでは、単一の条件だけで決めず、低め・標準・高めの馬力で比較するのがおすすめです。過給時や高負荷時の燃料需要も想定し、余裕を持ったポンプ容量を検討してください。
燃料ポンプの必要流量の計算式
燃料ポンプ 吐出量計算では、次の基本式を用います。
燃料流量 = 馬力 × BSFC ÷ 燃料密度 ÷ デューティサイクル
BSFCは、1馬力を1時間発生させるのに必要な燃料量を表す指標です。燃料密度とデューティサイクルを加味することで、目標出力に必要なポンプ流量を見積もります。入力値は正の値を使用し、単位を混在させないでください。
この式は部品選定の出発点です。実際の流量は燃圧、電圧低下、フィルターや配管の抵抗、リターン方式、ブースト圧、インジェクター容量などの影響を受けます。
燃料ポンプ容量計算の活用例
- エンジンチューニング — 目標馬力に対して燃料供給量が足りるか検討します。
- 燃料系の部品選定 — ポンプ、配管、フィルター、レギュレーターの仕様確認の基礎に使えます。
- 燃料別の比較 — ガソリン、E85、軽油で燃料密度やBSFCを変え、必要流量の違いを確認します。
- 安全余裕の検討 — 高負荷時や将来の出力向上を想定し、容量に余裕があるか確認します。
この燃料ポンプ容量計算機は、必要な燃料流量を把握するための概算用です。最終的な燃料ポンプ選定と取り付けは、車両・エンジンの仕様書、部品メーカーの流量曲線、専門家の確認に基づいて行ってください。