LM317 計算ツール

LM317可変電圧レギュレータの出力電圧(Vout)や必要な分圧抵抗(R2)の値を計算するシミュレーター。Iadj(調整端子電流)補正やE24系列の標準抵抗値ヒントにも対応しています。

926.8K 利用回数 更新日 · 2026-05-21 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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LM317 計算ツールの使い方

  • 出力電圧(Vout)を計算: 分圧抵抗 R1 と R2 の値があらかじめ決まっている場合に使用します。R1 の一般的な標準値は 240 Ω です。
  • 抵抗(R2)を計算: 目標とする出力電圧が決まっており、必要な R2 抵抗値を算出したい場合に使用します。
  • 抵抗単位を選択: 値を入力する前に Ω、kΩ、MΩ などの単位を選択してください。計算時に自動的に標準単位へ変換されます。
  • Iadj(調整端子電流)の考慮: 通常の概算設計では無効のままで問題ありません。データシート仕様に基づく精密な計算を行う場合は有効にし、マイクロアンペア(µA)単位で設定してください。

LM317 の計算式と動作原理

Vout = Vref × (1 + R2 / R1) + Iadj × R2
R2 = (Vout - Vref) / (Vref / R1 + Iadj)
一般的な近似式: Vout ≈ 1.25 × (1 + R2 / R1)

LM317 は出力端子(Vout)と調整端子(ADJ)の間に約 1.25 V の基準電圧(Vref)を維持するように動作します。R1 に流れる基準電流をもとに、R2 の電圧降下によって目的の出力電圧を発生させます。

Iadj(調整電流)の影響は通常わずかですが、R2 の抵抗値が大きい場合や高精度な電源回路設計では出力電圧に無視できない変化を与えるため、正確な計算が必要です。

また、最も近い E24 系列の標準抵抗値の提示はあくまで目安です。実際の回路では抵抗器の許容誤差、レギュレータ自体の精度、負荷電流の変化、温度特性などが影響します。

LM317 計算ツールの活用シーン

  • 実験用電源や小規模なアナログ電源レールにおける R1・R2 の抵抗値選定
  • 市販されている標準抵抗値(E24系列)に置き換えた際の出力電圧変化の確認
  • 簡易近似式と Iadj を考慮したデータシート基準式による計算結果の比較
  • 電子回路の設計メモや技術ドキュメントへの分圧抵抗計算結果の記載

LM317 計算ツールについてのよくある質問

LM317 計算ツールでは何が計算できますか?

LM317可変電圧レギュレータ回路における出力電圧(Vout)の算出、または設定したい目標出力電圧に必要な分圧抵抗(R2)の抵抗値を計算できます。

計算結果をそのまま最終的な回路設計値として利用できますか?

設計の簡易試算や概算としてご活用ください。実際の量産回路や要求精度の高い設計では、抵抗誤差・温度特性・データシートの規定仕様・実機テストに基づいて確認を行ってください。

入力したデータはサーバーに保存されますか?

いいえ。すべてのデータ処理と計算はブラウザ内で完結しており、外部サーバーへ送信・保存されることはありません。