材料除去率(MRR)計算ツール

フライス加工・旋盤加工・穴あけ加工の材料除去率(MRR)を無料計算。切り込み深さ、切削幅、送り速度、回転数から切削体積率(mm³/min、cm³/min、in³/min)を即座に算出し、最適な切削条件選定をサポートします。

818.4K 利用回数 更新日 · 2026-05-11 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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材料除去率(MRR)計算ツールの使い方

材料除去率(MRR)計算ツールは、機械加工における代表的な3つの切削プロセス(フライス加工・旋盤加工・穴あけ加工)の切削体積率をシミュレーションできます。

  1. 加工方法の選択 — フライス加工(Milling)、旋盤加工(Turning)、穴あけ加工(Drilling)から選択します。
  2. 単位の選択 — mm(ミリメートル)または inch(インチ)を選択します。
  3. 切削条件の入力 — 切り込み深さ、切削幅、送り速度(フライス);ワーク径、1回転あたり送り量、切り込み深さ、主軸回転数(旋盤);ドリル径、1回転あたり送り量、主軸回転数(穴あけ)を入力します。
  4. MRRの確認 — 材料除去率が3種類の単位(mm³/min、cm³/min、in³/min)で瞬時に計算・表示されます。

計算式と理論 — 材料除去率(MRR)

**材料除去率(MRR: Material Removal Rate)**は、単位時間あたりに工具によって削り取られる被削材の体積を示す加工効率指標です。

フライス加工: MRR = ap × ae × Vf
旋盤加工:     MRR ≈ π × D × fr × ap × n
穴あけ加工:   MRR = (π × D² / 4) × fr × n
記号パラメータの意味
ap切り込み深さ(軸方向切り込み)
ae切削幅(半径方向切り込み)
Vfテーブル送り速度
Dワーク径または工具径
fr1回転あたりの送り量
n主軸回転数(RPM)

比切削抵抗と必要動力の試算

被削材の比切削抵抗・比切削エネルギー(kc)が分かっている場合、必要となる主軸動力(P)は以下の関係式で概算できます。

P = MRR × kc

これにより、設定した切削条件で過剰な負荷がかからず、マシニングセンタや旋盤の主軸馬力・トルクの範囲内で安全に加工できるかを事前に検証できます。

材料除去率(MRR)計算ツールの活用シーン

  • サイクルタイム・加工時間の見積もり — 製造見積もり時にMRRからワーク1個あたりの切削時間を試算。
  • 切削工具の比較・選定 — 高送りカッターと荒加工エンドミルのMRRを比較し、最も金属除去効率の高い工具を選定。
  • 工作機械の選定・負荷チェック — アグレッシブなMRR設定に対し、機械の主軸能力(出力・トルク)が対応可能か確認。
  • 加工条件の最適化・生産性向上 — 切削速度や送り量の変更前後のMRRを比較し、加工時間短縮効果を定量評価。
  • CAM出力値の検証 — CAMソフトウェアで算出されたMRR数値を独立してクロスチェック。
  • 機械工学・切削技術の教育 — 切り込み量や回転数・送り量が切屑排出量や加工能力に及ぼす影響を理解。

材料除去率(MRR)計算ツールを活用して切削条件を最適化し、加工効率の向上と製造コスト削減にお役立てください。

材料除去率(MRR)計算ツールについてのよくある質問

材料除去率(MRR)計算ツールはどのように計算しますか?

切削断面積と送り速度・回転数を掛け合わせて計算します。フライス加工では「切り込み深さ×切削幅×送り速度」、旋盤加工では「π×ワーク径×1回転あたり送り量×切り込み深さ×主軸回転数」、穴あけ加工では「(π×ドリル径²/4)×1回転あたり送り量×主軸回転数」で算出されます。

どのような単位系に対応していますか?

入力はミリメートル(mm)とインチ(inch)の両方に対応しています。計算結果は mm³/min、cm³/min、in³/min の3つの単位で同時に出力されるため、各工具メーカーのカタログデータと直接比較できます。

MRRは高ければ高いほど良いのですか?

MRRが高いほど単位時間あたりの加工効率が向上し加工時間が短縮されますが、切削抵抗や発熱が増加し、工具摩耗の加速や機械負荷の上昇を招く場合があります。工具メーカー推奨の刃当たり送りや切削速度とバランスをとることが重要です。

入力したデータはサーバーに保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ上で完結するため、入力した加工条件や数値が外部サーバーに送信・保存されることは一切ありません。