PERCルール計算ツールの使い方
PERC(Pulmonary Embolism Rule-out Criteria)は、臨床的に肺塞栓症の疑いが低い患者に対し、8項目の除外基準を整理するための臨床ルールです。各項目を入力し、PERC陰性・陽性と陽性項目を確認します。
PERCルールの考え方
8項目すべてが陰性の場合に限り、PERC陰性
1項目でも陽性の場合、PERCでは肺塞栓症を除外できない
PERC陰性は「肺塞栓症がない」という自己診断や確定診断を意味しません。適用前に医療者が臨床的な事前確率を評価する必要があり、症状、バイタルサイン、リスク因子、妊娠・産後、既往、検査結果を含む個別の評価が必要です。
医療安全上の重要な注意
このページは厳密に医療教育用です。PERCを使って自分自身や他者の肺塞栓症を除外したり、受診・検査を見送る判断をしたりしないでください。突然の胸痛、息切れ・呼吸困難、喀血、失神・意識低下、冷汗、動悸、片脚の痛みや腫れなどがある場合は、肺塞栓症を含む緊急疾患の可能性があります。日本では直ちに119へ連絡するか、救急医療機関で評価を受けてください。
活用例
- 医療教育でPERCの8項目を学ぶ。
- 医療者との会話前に検査名や基準の意味を理解する。
- 教育シナリオで、各因子が結果にどう関係するかを確認する。
実際の胸痛や呼吸困難では、このツールの結果を待たずに医療評価を受けてください。