収益性指数 (PI) 計算ツール

初期投資額、割引率(資本コスト)、年間キャッシュフローから収益性指数(PI:Profitability Index)および正味現在価値(NPV)を簡単計算。事業投資や設備投資の優先順位付けと投資効率評価に役立ちます。

828.3K 利用回数 更新日 · 2026-05-06 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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収益性指数 (PI) 計算ツールの使い方

収益性指数 (PI) 計算ツールは、新規事業・設備投資・不動産投資などの投資案件において、投資効率と収益性を手軽にシミュレーションできるオンライン計算ツールです。

  1. 初期投資額の入力 — プロジェクト開始時に必要な初期投資の金額を入力します。
  2. 割引率(%)の入力 — 資本コスト(WACC)や目標リターン(ハードルレート)などの割引率を入力します。
  3. 年間キャッシュフローの入力 — 各年度に予想されるフリーキャッシュフローを入力します。「年を追加」ボタンで複数年のキャッシュフローを設定できます。
  4. 計算結果の確認 — 将来キャッシュフローの現在価値合計(PV)、正味現在価値(NPV)、収益性指数(PI)、および投資判定(採択/却下/中立)が自動算出されます。

計算式と評価基準 — 収益性指数 (PI)

収益性指数 (PI) の基本的な計算モデルおよび正味現在価値(NPV)との関係式は以下の通りです。

将来キャッシュフローの現在価値合計 (PV) = Σ (各年のキャッシュフロー_t ÷ (1 + r)^t)
正味現在価値 (NPV) = PV − 初期投資額
収益性指数 (PI) = PV ÷ 初期投資額 = 1 + (NPV ÷ 初期投資額)
PI(収益性指数)投資判定意味・解釈
PI > 1採択 (Accept)投資額以上の現在価値を生み出す(NPV > 0、投資適格)
PI = 1中立 (Neutral)投資額と現在価値が同等(NPV = 0、損益分岐点)
PI < 1却下 (Reject)投資額を下回り損失が発生する可能性が高い(NPV < 0)

収益性指数 (PI) 計算ツールの活用シーン

  • 資本制約下のプロジェクトランク付け — 投資予算に枠(上限)がある場合、NPVの金額が大きい大型案件だけでなく、PIが高い高効率な案件を組み合わせることで投資効率を最大化できます。
  • 設備投資スクリーニング — 複数の設備投資案や新規事業案を評価する際、詳細なデューデリジェンスの前にPI閾値(例: PI 1.2以上)で初期選別を行います。
  • コーポレートファイナンス・財務報告 — 事業計画書や取締役会提出資料において、NPV・IRR(内部収益率)と並ぶ重要指標としてPIを記載します。
  • 不動産投資・開発の採算性評価 — 投入資金に対する回収効率を可視化し、プロジェクトごとのリターン効率を定量比較します。
  • 財務・ビジネス教育 — キャピタルバジェット(資本予算編成)の理論学習や実践シミュレーションに活用できます。

収益性指数 (PI) 計算ツールについてのよくある質問

収益性指数(PI:Profitability Index)とは何ですか?

収益性指数(PI)は、将来生み出されるキャッシュフローの現在価値合計を初期投資額で割った比率(倍率)です。投資額1円あたりに対してどれだけの価値を生み出すかという「投資効率」を示す指標で、値が1を超えれば投資価値があると判断します。

収益性指数が1を超える(PI > 1)とどういう意味ですか?

PI > 1 は、将来キャッシュフローの現在価値が初期投資額を上回っていること(NPVがプラス)を意味します。企業価値を高める優れた投資機会であるため「採択」が推奨されます。逆に PI < 1 の場合は投資価値が低く「却下」すべき判断となります。

収益性指数(PI)と正味現在価値(NPV)の違いは何ですか?

NPVは投資によって得られる絶対的な金額規模(正味の利潤額)を示します。一方、PIは初期投資額に対する「投資効率(倍率)」を示します。予算枠に上限がある(資本制約がある)状況で複数の投資案件の優先順位を比較決定する際にPIが有効です。

割引率(Discount Rate)にはどのような数値を使えばよいですか?

自社の加重平均資本コスト(WACC)や、プロジェクトに求められる最低限の期待リターン(ハードルレート)を割引率として入力してください。