RSA暗号計算ツール

RSA暗号の鍵生成、暗号化、復号の計算過程をステップバイステップでシミュレーション。素数判定やモジュラス計算、オイラーのトーシェント関数を含めた学習用RSA計算ツールです。

932.3K 利用回数 更新日 · 2026-05-09 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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RSA暗号計算ツールの使い方

この RSA暗号計算ツール は、情報セキュリティや数論の講義、モジュラ演算の学習、RSA暗号アルゴリズムの仕組み理解をサポートする教育用シミュレーターです。入力パネルに2つの異なる素数($p$ と $q$)、公開指数($e$)、および暗号化したい平文($M$)を入力すると、ブラウザ上でリアルタイムに鍵生成から暗号化・復号までの全ステップが計算されます。

操作モードやパラメータを変更することで、暗号化(平文 $M$ から暗号文 $C$)と復号(暗号文 $C$ から元のメッセージ $M$)の両方の計算プロセスを確認できます。計算結果パネルには、公開鍵 $(e, n)$ と秘密鍵 $(d, n)$、および途中のオイラーのトーシェント関数 $\phi(n)$ の値が一覧表示されます。条件を満たさない素数や公開指数が入力された場合は、エラーや警告メッセージを表示して誤った計算を防ぎます。

RSA暗号の計算式と理論

RSA暗号計算 は、以下の3つの主要な段階(鍵生成・暗号化・復号)における剰余演算(モジュラ計算)に基づいています。

鍵生成:      n = p × q
             φ(n) = (p − 1)(q − 1)
             公開指数 e の選択: 1 < e < φ(n),  gcd(e, φ(n)) = 1
             秘密指数 d の計算: d ≡ e⁻¹ (mod φ(n))
暗号化:      C = Mᵉ mod n
復号:        M = Cᵈ mod n

RSA暗号の安全性は、大きな合成数 $n$ を素因数分解して $p$ と $q$ を求めることが非常に困難であるという「素因数分解問題」の困難性に依存しています。本シミュレーターでは、計算過程やステップごとの挙動を視覚的に理解しやすくするため、小さな素数を用いて計算を行っています。実際の商用システム(OpenSSL等)では、2048ビットや4096ビットといった極めて大きな素数が使用されます。

各計算ステップ(拡張ユークリッドの互除法による秘密指数 $d$ の算出や、繰り返し二乗法による $M^e \pmod n$ の計算など)を追うことで、公開鍵暗号方式の数学的構造を深く理解することができます。

RSA暗号計算ツールの活用場面

RSA暗号計算ツール は、情報科学・サイバーセキュリティの講義、暗号論の自習、大学・プログラミングスクールの宿題の検算、および基本情報技術者試験・応用情報技術者試験などの受験勉強に幅広く活用できます。パラメータを自由に変更して計算結果の変化を観察できるため、鍵の生成ロジックや復号の可逆性を直感的に確認できます。

本ツールは学習・教育および概念理解のための概念検証シミュレーターです。実際の製品開発や安全な通信環境での暗号鍵作成には、信頼できる標準的な暗号ライブラリ(OpenSSLなど)や適切なパディング処理(OAEPなど)をご使用ください。ブラウザ上で安全かつ手軽にRSA暗号のメカニズムを学べるツールとして、日々の学習にご活用ください。

RSA暗号計算ツールについてのよくある質問

RSA暗号計算ツールではどのような計算ができますか?

入力された2つの素数(p, q)と公開指数(e)に基づき、モジュラス(n)、オイラーのトーシェント関数(φ(n))、秘密指数(d)、公開鍵・秘密鍵ペアの生成、および平文の暗号化・復号の計算過程をブラウザ上で即座に算出・表示します。

このツールはどのような用途やユーザーに適していますか?

情報セキュリティの授業、暗号理論や数論の学習、余剰演算(モジュラ計算)の演習、大学や資格試験の課題の検算などに最適です。

入力したメッセージや鍵データはサーバーに送信・保存されますか?

いいえ。すべてのRSA暗号計算はクライアントのブラウザ内でローカルに処理されるため、データが外部サーバーに送信または保存されることは一切ありません。