主軸回転数計算ツール

フライス加工や旋盤加工に必要な主軸回転数(RPM)や送り速度を簡単に求められる無料の主軸回転数計算ツールです。切削速度(m/min)や工具径・ワーク径を入力するだけで正確な加工条件をシミュレーションできます。

977.5K 利用回数 更新日 · 2026-05-11 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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主軸回転数計算ツールの使い方

主軸回転数計算ツールは、簡単3ステップで加工条件をシミュレーションできます。

  1. 加工方式を選択 — フライス加工、旋盤加工、穴あけ加工など目的に合わせた計算モードを選択します。
  2. 単位系を設定 — メートル法(m/min、mm)またはインチ法(SFM、inch)を選択します。
  3. 切削速度・工具径・1刃あたりの送り量を入力 — 各数値を入力すると、ツールが自動で最適回転数を算出します。

計算結果として主軸回転数(RPM)およびフライス加工でのテーブル送り速度(mm/min)が即座に表示されます。

計算公式と理論 — 主軸回転数計算

主軸回転数計算の基本となる切削速度と主軸回転数(RPM)の関係式は以下の通りです。

メートル法: RPM = (Vc × 1000) / (π × D)
インチ法:   RPM = (Vc × 12) / (π × D)
送り速度:   Vf  = fz × z × RPM
記号項目と意味
Vc切削速度(m/min または SFM)
D工具径(フライス)またはワーク外径(旋盤) [mm]
fz1刃あたりの送り量(切削進量) [mm/tooth]
z工具の刃数
Vfテーブル送り速度 [mm/min]

※旋盤加工の場合、Dはワーク外径となり、送り量は1回転あたりの送り量(mm/rev)として計算します。

カタログ値から工作機械への設定

切削工具のカタログに記載されている推奨切削速度(Vc)と1刃あたりの送り量(fz)を本ツールに入力することで、NC工作機械やマシニングセンタの制御装置に入力すべき回転数(RPM)と送り速度(Vf)を迅速に算出できます。

主軸回転数計算ツールの活用シーン

  • 新規加工プログラムの作成 — 工具カタログの推奨条件からマシンに入力する回転数・送り速度を素早く導き出したいとき。
  • 工具径変更時の再計算 — 10mmのエンドミルから6mmのエンドミルへ変更した際の回転数調整。
  • 被削材(材質)の切り替え — アルミ加工からステンレス加工へ材質を変更した際の加工条件最適化。
  • ビビリ・刃具損傷のトラブルシューティング — 加工中の振動(ビビリ)や刃先チッピングが回転数過大/過小によるものか確認・補正する際。
  • 教育・技術研修 — 機械加工の初学者に向けた工具径、切削速度、主軸回転数の相関関係の学習。
  • 加工見積もり・サイクルタイム試算 — 事前の切削時間・工具寿命推計と加工コスト計算。

適切な主軸回転数の設定は、美しい仕上げ面と工具寿命の最大化に不可欠です。主軸回転数計算ツールを活用し、効率的で安全な切削加工を行ってください。

主軸回転数計算ツールについてのよくある質問

主軸回転数の計算方法は?

メートル法での主軸回転数(RPM)計算公式は「N = (1000 × Vc) / (π × D)」です。ここでVcは切削速度(m/min)、Dは工具径またはワーク外径(mm)を表します。

切削速度(Vc)の基準値はどこで確認できますか?

使用する切削工具メーカー(三菱マテリアル、ミスミ、京セラ等)のカタログに被削材(アルミニウム、炭素鋼、ステンレス等)やコーティング別の推奨切削速度が記載されています。

送り速度の設定が重要な理由は何ですか?

回転数(RPM)だけでなく適切な送り速度(1刃あたりの送り量)を設定することで、切りくず排出や表面粗さが最適化され、工具の寿命延長やチッピング防止につながります。

入力したデータはサーバーに保存されますか?

いいえ。すべての計算処理はお使いのブラウザ上で行われるため、データが外部サーバーへ送信・保存されることはありません。