ヴィジュネル暗号計算機の使い方
ヴィジュネル暗号計算機は、繰り返しキー(キーワード)を使ってアルファベットテキストを暗号化・復号するオンラインツールです。スペースや句読点を保持するかどうかも選択できます。
- 入力を準備 — 処理したい平文または暗号文を貼り付けます。読めるテキストから始める場合は「暗号化」、ヴィジュネル暗号文から始める場合は「復号」を選びます。
- ルールを設定 — LEMON、ORANGE などのアルファベットキー、または任意のフレーズを入力します。キー内の英字以外は無視され、A〜Z のみがシフト量に使われます。
- 結果を確認 — 英字以外の文字を保持するかどうかを決めます。句読点を残すと読みやすくなり、除去すると連続した暗号文字列になります。
- 出力を活用 — 表示された計算式と照合し、各平文の文字がキー文字のシフト量だけ前後に移動したかを確認できます。
計算式と理論 — ヴィジュネル暗号計算機
ヴィジュネル暗号計算機は次のルールを使用します。
暗号化: Ci = (Pi + Ki) mod 26
復号: Pi = (Ci - Ki + 26) mod 26
キーストリーム = 英字のみに整えたキーを、対象文字数に合わせて繰り返す
ヴィジュネル暗号は多表式換字暗号です。すべての文字を同じ量だけずらすのではなく、キーを繰り返し、各キー文字ごとに異なるシーザー暗号のシフトを適用します。キー文字 A はシフト 0、B は 1、Z は 25 を意味します。
この計算機は英字を処理するときだけキー位置を進めます。英字以外を保持する設定にすると、スペースや句読点はその場に残り、キー文字を消費しません。大文字・小文字はそれぞれの範囲内でシフトされ、元のケースが保たれます。
ヴィジュネル暗号計算機の活用シーン
ヴィジュネル暗号計算機は次のような場面で役立ちます。
- 古典暗号学の演習や歴史的な暗号例の解読。
- 繰り返しキーによる置換が、単一のシーザー暗号より強い一方で、なお分析可能であることを示すデモ。
- 句読点やスペースを残したままパズル用テキストを作成する。
- 任意のキーで暗号化と復号の対称性を検証する。