大動脈弁口面積(AVA)計算ツール

大動脈弁口面積(AVA)計算ツール。左室流出路(LVOT)径、LVOT VTI、大動脈弁VTIから、連続の式でAVAを推定します。可能な限り同じ心エコー検査の値を入力してください。

922.0K 利用回数 更新日 · 2026-05-25 ブラウザ内で処理 · アップロードなし
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大動脈弁口面積(AVA)計算ツールの使い方

心エコー検査で得られた左室流出路(LVOT)径(cm)、LVOT VTI、大動脈弁VTIを使って、大動脈弁口面積(AVA)計算ツールを利用します。可能な限り同じ検査の計測値を3つとも入力してください。VTIは速度時間積分値で、通常はLVOTをパルス波ドプラ、大動脈弁を連続波ドプラで測定します。

このツールが入力として受け付けるのはLVOT径、LVOT VTI、大動脈弁VTIです。大動脈弁の最大血流速度や平均圧較差(平均圧較差)は直接入力しません。計算結果としてLVOT断面積、VTI比、AVAを表示します。AVAが圧較差や臨床所見と一致しない場合は、LVOT径、ドプラ波形の取得位置、ドプラ入射方向、測定値の組み合わせを確認してください。

大動脈弁口面積(AVA)計算ツールの計算式と理論

中心となる計算式は次のとおりです。

LVOT断面積 = π × (LVOT径 / 2)²
AVA = (LVOT断面積 × LVOT VTI) / 大動脈弁VTI

連続の式では、左室流出路(LVOT)を通過する血流量と、狭窄した大動脈弁を通過する血流量が等しいと仮定します。LVOT断面積にLVOT VTIを掛けると、LVOTを通過する一回拍出量を推定できます。これを大動脈弁VTIで割ることで、大動脈弁の有効弁口面積(AVA)を推定します。VTI比(LVOT VTI ÷ 大動脈弁VTI)は、速度比またはDimensionless Indexとして扱われる参考指標です。

LVOT径は二乗されるため、丸めや軸のずれた計測によって結果が変わりやすくなります。AVAの解釈には、大動脈弁最大血流速度、平均圧較差、血流量、一回拍出量、体格、画像やドプラ波形の質、症状などを組み合わせる必要があります。一般的な目安としてAVA 1.5 cm²以上を軽度または正常域、1.0~1.5 cm²を中等度、1.0 cm²未満を重度とする区分がありますが、低流量・低圧較差などでは指標が一致しないことがあります。このツールの表示区分だけで大動脈弁狭窄症の重症度や診断を確定することはできません。

大動脈弁口面積(AVA)計算ツールの活用場面

必要なVTIとLVOT径がそろっている場合の心エコー教育、大動脈弁狭窄症(AS)の復習、検査レポートの計算結果の確認に利用できます。

同じ大動脈弁の血流速度でも、LVOT径や血流状態によって推定される弁口面積は異なることがあります。表示結果は心エコー所見を理解するための補助計算であり、単独の診断、重症度判定、治療方針の決定を代替するものではありません。検査結果や症状については、循環器専門医などの医療専門職に相談してください。

大動脈弁口面積(AVA)計算ツールについてのよくある質問

LVOT径にはどの単位を使いますか?

LVOT径はセンチメートル(cm)で入力してください。計算結果の大動脈弁口面積は平方センチメートル(cm²)で表示されます。

なぜLVOT径が重要ですか?

LVOT断面積の計算ではLVOT径を二乗するため、わずかな測定誤差や丸め誤差でも大動脈弁口面積(AVA)に影響することがあります。

入力したデータは保存されますか?

いいえ。AVAの計算はブラウザ内で行われます。