NAFLD線維化スコア計算ツールの使い方
年齢、BMI(体格指数)、糖尿病または空腹時血糖異常の有無、AST、ALT、血小板数、アルブミン値を入力してください。可能な限り同時期の採血データや健診結果の数値をご使用ください。
本計算ツールは、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD、近年はMASLDとも呼ばれる)における**NAFLD線維化スコア(NAFLD Fibrosis Score / NFS)**を自動計算します。標準的な判定基準(カットオフ値)に基づき、以下の3段階でリスクを分類します:
- -1.455 未満:低リスク(進行した肝線維化の可能性は低い)
- -1.455 〜 0.675:中間(判定保留・要再評価)
- 0.675 超過:高リスク(進行した肝線維化や肝硬変リスクが高い)
NAFLD線維化スコアの計算式と評価方法
NFS = -1.675 + 0.037×年齢 + 0.094×BMI + 1.13×糖尿病/IFG(あり:1, なし:0) + 0.99×(AST/ALT比) - 0.013×血小板数 - 0.66×アルブミン
NAFLD線維化スコアは、基本デモグラフィック(年齢)、代謝指標(BMI・糖尿病)、肝酵素(AST/ALT比)、血液学的指標(血小板数)、肝合成能力(アルブミン)の6指標を統合した非侵襲的スコアです。FIB-4 indexと並ぶ代表的なスクリーニングツールであり、AST/ALT比の上昇、血小板数やアルブミンの低下に伴ってスコアが上昇する構造となっています。
NAFLD線維化スコア(NFS)の活用シーン
- 非侵襲的な初期スクリーニング:健康診断や精密検査で脂肪肝(NAFLD/MASLD)が指摘された際の、肝生検前の簡易線維化チェック。
- 経過観察・健康管理:体重管理や食事療法による数値改善が、肝線維化リスク区分にどう影響するか経時的にモニタリング。
- リスクの見える化:単独のAST・ALT値だけでは判別が難しい肝硬変進展リスクを総合的に評価し、受診検討の目安にする。