ペプチド計算ツールの使い方
ACDEFGHIK のような連続した1文字配列、または Ala Cys Asp Glu のような3文字アミノ酸名を入力します。認識できない残基があれば計算は停止します。
有効な配列を入力すると、分子量、残基数、推定pI、組成を表示します。組成は配列の解釈を確認するのに役立ち、発注書や実験ノートで分子量を使う前の確認にも便利です。
計算式と理論
分子量 = Σ 残基質量 + H2O
pI = 正味電荷がおよそ0になるpH
ペプチド結合の形成では水が除かれるため、平均残基質量を合計して末端の水分子1個を加え、概算の中性ペプチド質量を求めます。pIはN末端、C末端、解離性側鎖の一般的なpKa値を使い、pH 0〜14で正味電荷が0に近づく点を探索します。
理論値としての利用と実験上の注意
結果は理論的な概算です。アミド化、リン酸化、蛍光標識、ジスルフィド結合、同位体標識、塩形、特殊末端、実際の純度は含まれません。実験での秤量、溶解、希釈、LC-MS/MALDIの期待値、発注仕様は、必ず試薬の分析証明書(CoA)、製品仕様、実験プロトコルに基づいて確認してください。
活用例
- 合成ペプチドの発注前確認。
- LC-MSまたはMALDIの質量の目安。
- 残基組成がpIに与える影響の学習。
- 短いペプチド配列のアミノ酸数の確認。